投稿日:2024.06.25
大阪で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している浅野と申します (プロフィール) 。現在は独立系の不動産コンサルティング会社を経営しています。 30年以上にわたり、一貫して不動産オーナーの土地の有効活用や賃貸マンション・アパートの入居率改善のお手伝いを行っています。中でも「事業総額80億以上、累計1万室の募集実績」をベースに体系化した「賃貸マンション・アパートの入居率を高める販促プログラム」の提供が得意です。「A4」1枚アンケートやマンダラ広告作成法を使っての「マイソク(募集チラシ)」作成や改善も定評があります。空室に困っているオーナー、入居率を高め戸数拡大を図りたい管理会社を応援していきます。
今回は、今月6/6から、日本においても利用が開始されたGoogleの新しいAIツールである「NotebookLM」について紹介します。これによって、従来、作ることが難しかった自分専用の専用AIチャットポッドを簡単に作ることができるようになります。それによって、自分が仕事や勉強ですぐに相談したい内容について、AIが家庭教師のように答えてくれるという環境を手に入れることができます。
1.Google 「NotebookLM」とは?
まず、Google NotebookLMについて簡単に概要を説明します。
NotebookLMの概要
NotebookLM(ノートブックLM)は、Googleが提供するAI言語モデル「Gemini」を搭載した文書管理・作成ツールです。ユーザーがアップロードした資料を基に、AIが回答を生成することで、調べ物やアイデア出しなど、幅広い用途で利用できます。以下のサイトから、Googleメールアドレスでログインします。
以下はその具体的な活用方法です:
- 医療現場での情報収集:
- 読書の効率化:
- 論文の要約:
- ビジネス書の内容をマインドマップ化:
- 受験勉強の効率化:
- 仕事の効率化:
これらの活用方法を通じて、NotebookLMは日常生活や仕事の効率を大幅に向上させるツールとして活用できます。
出典:https://www.perplexity.ai/
では、次に、どのような使い方をすれば、自分専用のAIチャットポッドとできるのかを見ていきます。
2.まず、PDF、ネットのURL、テキスト、GoogleドキュメントやGoogleスライドのデータを学習させる
自分が学びたい、使いたい、分析したいと思っている分野の知識をまず、NotebookLMにインポートする必要があります。今回、例として、この「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会公式ブログの内容を学習してもらいます。方法は、BlogのURLをソースにアップロードするだけです。
この内容を学習してもらうことによって、Blog内の情報をもとにAIが答えてくれる環境をつくることができます。ただ、可能ならば、Blog全体だけでなく、参考になる具体的な投稿をひとつづつアップして学習してもらうと更に正確で具体的な答えが返ってくるようになります。左上のソースから情報を追加していきます。
※注)上記のドライブ=Googleドライブにある「Googleドキュメント」「Googleスライド」
【おすすめの方法】
1.Googleドキュメントを1つ作成(名前は、「「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会Blog記事データ」など)
2.そのファイルに、気になった記事、参考にしたい記事、また使いたい記事をどんどんコピペして貯めていく(書式などはあまり気にしなくても、問題ありません)
3.その「「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会Blog記事データ」を上記の方法で、NotebookLMのソースにアップロードしておく
4.何が便利なのか?
⇒現時点では、全体のBlogURLだけでは、深い階層までは読んでくれません。この1~3のステップを行うことで、より正確に記事全文を学習して回答してくれ、出典元も明示してくれます。
それによって、飛躍的に使いやすく、自分だけのAI家庭教師が育っていきます。なお、Googleドキュメントへ新しい情報を追記していくと、NotebookLMでも更新されていきますので、最新情報を共有し続けてくれます。
※このファイルで学習させる方法は、自分の業界、会社、専門分野などで簡単に応用することができます。
1)何ができるのか?
上記のような画面からスタートします。ここから、質問したいことをChatGPTのように質問すると、答えが返ってきます。ChatGPTと違うのは、一般論ではなく、このBlog内の情報、あるいは追加で学習してもらった情報の知識から答えを出すことです(間違いが少ない)。
2)質問例
このように、質問への要約された答えと、その引用元が示されます(ここでは元となる記事へのリンク)。これによって、このBlog全体がデータベースのように知りたいことに答えてくれる専用チャットポッドとすることができます。
3)使い方の可能性
もっとも簡単なのは、上記のように特定のサイトやBlogの情報、あるいはPDF、Googleドキュメントやスライドの内容を学習してもらうことです。
それ以外の使い方の可能性としては下記のようなことができます。
- SEO記事作成: 特定のキーワードに関する上位5~10個のサイトURLを学習させて、その内容を参考に記事を作成する。それによって、上位記事の良い点を学習した記事を書くことができる。
- アンケート分析: 個人情報以外の内容を学習してもらい、分析やそこから考えられるアピールポイント、そしてそれを訴求した原稿作成。
- 特定の顧客や業界リサーチ: 自身が対象として取り組んでいる顧客、業界情報を学習させる。そして、その情報を元に、リサーチやディスカッションを行うことができる。
- 社内マニュアル: 社内規則やマニュアルを学習させれば、単に書かれたマニュアルではなく、その情報を元に質問に答えてくれるAIチャットポッドとすることができる。
- 商品情報データベース: 自社が扱っている商品等のデータを学習させれば、膨大な的確な商品知識を持つ営業マンのようにすることができる。
最新のAI(Gemini1.5 Pro)を搭載したデータベースなので、様々な応用が可能だといえます。まだベータ版でできたばかりの状態ですので、今後の機能拡充も期待できます。ぜひ、皆さまでも実験してみてください。
3.まとめ
今回は、新しい可能性を秘めたAIツール「NotebookLM」を紹介しました。現在は、半年前、1ヶ月前にはできなかったことがすごいスピードでAI環境が進化し、実現していく過程にあります。あとは、それをどう実務に活用していくかの発想次第といえます。
今回のツールは、多くの情報がストックされているこのBlogも有効に活用するための一つの方法です。そして、もちろん、それにとどまらず、より具体的な内容は人に聞いた方が早いといえます。その際には、全国各地にいる「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーもお手伝いいたします。
読んでいただき、有り難うございました。
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