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お客様の「本音」に寄りそう販促は隠れた不便や誤解の解消から

投稿日：2025.09.07

「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会の広島県福山支部寺戸です。
（▶︎寺戸のプロフィール）
普段はパソコンサポート、ホームページ制作・運用の仕事をおこなっており地元の中小企業をサポートさせていただいています。
中でも必須になるIT環境（パソコン設定・通信設定・トラブル対応）を「訪問サポート」で、広告の原稿づくりとあわせて提供するのを得意としています！

ティッシュペーパーから気づいた「不便さ」の価値

最近、ティッシュペーパーの量が減っていることに気づいて、なんだかモヤモヤしていました。
以前と同じ値段なのに2割も減って160組に。
これではすぐに使い切ってしまい、新しい箱に交換する手間が増えてしまいます。

でも、ある日大きなお店で「200組」のティッシュを見つけたんです。
ちょっと値段は高かったけれど、「もう何度も交換する不便さは嫌だ！」と、ためらいなく購入しました。

お客様って、「ちょっとした不便さ」が解消されるなら、少し高くても価値を感じてくれることが往々にしてあります。

お客様が抱く「勘違い」や「不便さ」

この経験、商品やサービスを提供されているかたにとって、とっても重要なヒントになると思いませんか？

実は、お客様が商品やサービスを選ぶとき、私たち作り手が意図しない「勘違い」や「不便さ」を感じていることがよくあります。

例えば、私のティッシュの例のように「前と同じ値段で量が減ったなら、品質も落ちたのかな？」とか、「頻繁に交換する手間が増えたのは、お店がケチってるから？」なんて、勝手なイメージを抱いてしまうこともあるかもしれません。

私たちが「この商品は最高の品質！」と思っていても、お客様から見たら「あれ？期待と違うかも…」と感じられているケースも少なくないんです。

このような「お客様が勝手に抱く不便さや誤解」は、放っておくと「不要な不便さ」や「不必要な購入」につながり、最終的にはお客様が離れていってしまう原因になります。

「A4」1枚アンケートで誤解を見える化する

そこで、活用してほしいのが「A4」1枚アンケートです！

このアンケートは、お客様が商品やサービスについて「どう感じたか？」「どんな期待があったか？」「どこに疑問を持ったか？」といった「生の声」を直接聞くことができます。
特に、お客様が「期待していたものと違った」と感じる部分や、「説明が足りなくて誤解を生んでいる部分」を発見するのに非常に有効です。

例えば、ある商品が「業界最高水準の〇〇成分100%配合！」と謳っていても、お客様が「これは〇〇ではないのでは？」と誤解しているような場合。

あるいは、「これは〇〇を目的として使用するものです」と伝えているのに、「違う目的で使うと不便だ」と感じているケース。

こういった「見当違い」の不便さや、私たちが「当たり前」と思っていることがお客様には伝わっていない「伝わらない不便さ」を、「A4」1枚アンケートは浮き彫りにしてくれます。

お客様目線で価値を伝える重要性

お客様の「勘違い」や「不便」を解消するためには、「なぜこの商品がお客様にとって必要なのか」を明確に伝えることが不可欠です。

アンケートで得た具体的なフィードバックをもとに、商品の価値や特徴、使い方などを「お客様目線」で分かりやすく再発信することで、お客様の「モヤモヤ」を「なるほど！」に変えることができるんです。

お客様が「このメーカーは、ちゃんと説明してくれる！」「私の疑問に寄り添ってくれた！」と感じれば、それは単なる取引以上の「強い信頼関係」を築くことにつながります。

結果として、お客様はあなたのブランドの「確固たるファン」となり、リピート購入や口コミへとつながっていくでしょう。