「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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【ChatGPT活用】ロボット販促士くんVer3・Ver4の改良版を開発中!

投稿日:2025.11.11

大阪で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している浅野と申します (プロフィール) 。現在は独立系の不動産コンサルティング会社を経営しています。 30年以上にわたり、一貫して不動産オーナーの土地の有効活用や賃貸マンション・アパートの入居率改善のお手伝いを行っています。中でも「事業総額80億以上、累計1万室の募集実績」をベースに体系化した「賃貸マンション・アパートの入居率を高める販促プログラム」の提供が得意です。「A4」1枚アンケートやマンダラ広告作成法を使っての「マイソク(募集チラシ)」作成や改善も定評があります。空室に困っているオーナー、入居率を高め戸数拡大を図りたい管理会社を応援していきます。

2024年2月に、岡本達彦先生監修のもと「ロボット販促士くん」Ver3とVer4をリリースしてから約1年半が経過しました。その間、ChatGPTのAI技術も飛躍的に進化を遂げています。

今回は、多くの方にご活用いただいた「ロボット販促士くん」の改良版開発についてご報告します。

1.この1年半でChatGPTも大きく進化した

2024年2月に「ロボット販促士くん」Ver3・Ver4をリリースした当時と比較すると、ChatGPTの性能は目覚ましい進化を遂げています。

  • 主要モデルの性能の大幅な進化:GPT3.5、4から、5、5 Thinking(推論モデル)へ
  • 画像認識の精度向上:手書き文字や複雑なレイアウトの認識精度が大幅に改善
  • マルチモーダル対応:テキスト、画像、音声を統合的に処理する能力が向上
  • 推論能力の強化:より論理的で実践的な提案が可能に
比較項目2024年2月2025年11月(現在)進化のポイント
主要モデルGPT-4, GPT-3.5 Turbo等GPT-5, GPT-5 Thinking、GPT-5 Pro等より高速で高性能なモデルが登場
処理速度標準約2倍高速化レスポンスタイムの大幅な短縮
コンテキスト長最大32,000トークン最大128,000トークンより長い文脈の理解が可能に
画像認識精度基本的な認識高精度認識(手書き文字対応強化)手書きアンケートのテキスト化が容易に
マルチモーダルテキスト+画像(限定的)テキスト+画像+音声(統合)複数の形式を同時処理可能
推論能力基本的な論理思考高度な推論・分析能力より実践的な提案が可能に
GPTs機能リリース直後成熟・多様化カスタムGPTsの作成・共有が一般化
ファイル処理PDF、画像(基本)PDF、Excel、Word、CSV等(多様)より多くのファイル形式に対応
専門知識一般的な知識専門分野への深い理解より専門的なアドバイスが可能


これらの技術進化により、販促支援ツールとしての可能性がさらに広がってきました。現時点のVersionでも、上記の性能進化に伴い、アウトプットの質、量ともに向上しています。

2.ロボット販促士くんVer3・Ver4のおさらい

改めて、これまでリリースしてきた2つのバージョンについて振り返ります。

参考:【ChatGPT活用】ロボット販促士くんの使い方

Ver3:30個の販促案を網羅的にリストアップ

テーマ(商品、サービス)について、様々な販促手法をカテゴリー毎に30個リストアップするGPTsです。

主な特徴:

  • 抜けもれなく販促手法を網羅
  • 優先順位の高い上位3つの案をさらに深堀り
  • タスク分解まで自動で実行
  • 全体像をスピーディに掴むのに最適

Ver4:販促円卓会議で多角的にアイデア出し

得意分野の違う販促士4人とお客様2人のキャラクターが登場し、テーマについて円卓会議を行う形式のGPTsです。

登場人物の設定:

  • 専門家1:オフライン(紙媒体等)に強い
  • 専門家2:オンライン(Web・SNS等)に強い
  • 専門家3:中小企業向けの販促に強い
  • 専門家4:販促セミナー講師を行っている
  • お客様1:ファン顧客
  • お客様2:見込客(未購入、購入にはまだ不安や懸念がある)

主な特徴:

  • それぞれの専門家の視点からの具体的なアイデア
  • Ver3よりも詳細で実践的な内容
  • 多角的な視点で販促戦略を検討できる

3.販促士くんVer3・Ver4は実際に多くの方に活用されてきた

リリース以降、多くの「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーや、そのクライアントの皆様にご活用いただいてきました。

特にVer4の「販促円卓会議」形式が人気で、「200+チャット以上」、様々な方に使われています。なお、200以上は計測できないので、実際にどれくらいの人が使っていただいているかはこちらではわからないのですが、200以上に達しているのは上位3つのGPTsのみです。

  • 「一人でアイデアを考えるよりも、多角的な視点が得られる」
  • 「お客様視点も含まれているので、独りよがりな企画にならない」
  • 「専門分野の違う意見を聞くことで、思いもよらないアイデアが生まれる」

というような効果が期待され、複数人での議論形式が、販促アイデアの質を高める上で非常に有効だと感じていただいているのではないかと思います。

なお、実は裏側のプロンプトでは、心理学者エドワード・デ・ボノ(Edward de Bono)が1985年に提唱した思考法である「水平思考=6つの帽子(Six Thinking Hats)」の考え方を組み込んでいます。

6つの帽子とは?

「6つの帽子(Six Thinking Hats)」は、異なる6つの視点(色の帽子で象徴)を切り替えながら物事を多角的に考察する、水平思考のフレームワークです。

会議やブレインストーミング、意思決定の場面で、参加者全員が「同じ色の帽子」をかぶることで、建設的で効率的な議論が可能になります。

6色の帽子とその役割

🎩 白い帽子(White Hat)- 客観的事実
  • 役割: データ、情報、事実に焦点を当てる
  • 考え方: 「何を知っているか?」「何が必要か?」「どんなデータがあるか?」
  • 特徴: 感情や意見を排除し、客観的な情報のみを扱う
  • 使用例: 市場データ、売上数字、アンケート結果の確認
🎩 赤い帽子(Red Hat)- 感情と直感
  • 役割: 感情、直感、勘に焦点を当てる
  • 考え方: 「どう感じるか?」「直感的にどう思うか?」
  • 特徴: 論理的根拠は不要、率直な感情表現を許容
  • 使用例: 「なんとなく気になる」「このアイデアにワクワクする」
🎩 黒い帽子(Black Hat)- 批判的思考
  • 役割: リスク、問題点、否定的側面を検討
  • 考え方: 「何が問題か?」「なぜうまくいかないか?」「リスクは?」
  • 特徴: 慎重さと警戒、欠点の洗い出し
  • 使用例: 「この予算では実現できない」「競合に勝てない理由」
🎩 黄色い帽子(Yellow Hat)- 楽観的思考
  • 役割: メリット、価値、ポジティブな側面を探る
  • 考え方: 「どんな利点があるか?」「なぜうまくいくか?」
  • 特徴: 可能性を最大限に評価、希望的観測
  • 使用例: 「このアイデアの強みは」「成功すればこんな効果が」
🎩 緑の帽子(Green Hat)- 創造的思考
  • 役割: 新しいアイデア、代替案、創造性を発揮
  • 考え方: 「他にどんな方法があるか?」「新しい視点は?」
  • 特徴: 自由な発想、ブレインストーミング
  • 使用例: 「こんなやり方はどうか?」「全く違う角度から考えると」
🎩 青い帽子(Blue Hat)- 思考のコントロール
  • 役割: 全体の進行管理、思考プロセスの統制
  • 考え方: 「次にどの帽子を使うか?」「議論をまとめると?」
  • 特徴: ファシリテーター役、メタ認知
  • 使用例: 「ここで一度、白い帽子で事実を確認しましょう」

「ロボット販促士くんVer4」との対比

「ロボット販促士くんVer4」の販促円卓会議では、6つの帽子は、以下のように対応しています。

6つの帽子ロボット販促士くんVer4
白い帽子(事実)市場データや顧客情報の確認
黒い帽子(批判)見込客(懸念を持つお客様)の視点
黄色い帽子(楽観)ファン顧客の視点
緑の帽子(創造)4人の専門家それぞれの創造的アイデア
青い帽子(統制)AIによる議論の進行と提案のまとめ

4.さらに進化した改良版を開発中

この度、Ver3とVer4の改良版を開発しています。ChatGPTの技術進化と、これまでの利用実績から得られたフィードバックを反映させた内容となっています。

主な改善ポイント:実践への橋渡し機能を強化

最も大きな改善方針は、出てきたアイデアを自社に応用するための具体的な提案を追加することです。

従来のバージョンでは、優れた販促アイデアが複数提示されるものの、「では、自社ではどのように実践すればいいのか?」という部分は、ユーザー自身が考える必要がありました。

改良版では、以下のような機能を追加しています:

  • 自社の状況に合わせたカスタマイズ提案:業種、規模、予算、リソースに応じた実行プランの提示
  • 優先順位付けの精度向上:効果とコストのバランスを考慮した提案
  • 具体的なアクションステップ:「誰が」「いつまでに」「何をするか」まで落とし込み
  • 想定される課題と対処法:実行時に起こりうる問題への事前対策

これにより、「アイデアは出たけど、結局何から始めればいいか分からない」という状態を防ぎ、即座に行動に移せるようになります。

5.近々、入手方法を発表します

改良版の「ロボット販促士くん」は、現在、鋭意開発中です。入手方法についてはメールマガジン等でお知らせいたします。

今回の改良版では、より実践的で、すぐに行動に移せる販促支援ツールを目指しました。「A4」1枚アンケートやマンダラ広告作成法で得られた顧客の声と組み合わせることで、さらに強力な販促戦略の立案が可能になるはずです。

ぜひ、ご期待ください。

6.まとめ:AIはたたき台(7割レベル)、仕上げは人(100点へ)

今回は、「ロボット販促士くん」Ver3・Ver4の改良版開発についてお伝えしました。

ChatGPTの技術進化と、皆様からのフィードバックを活かし、「アイデア出し」から「実践への落とし込み」まで一貫してサポートできるツールへと進化させています。

AIは確かに便利なツールですが、それだけでは一般論的な提案にとどまってしまいます。「A4」1枚アンケートで得られたお客様の生の声、マンダラ広告作成法で整理された自社の強みや価値と組み合わせることで、初めて成果につながる販促戦略が生まれます。

改良版のリリースを楽しみにお待ちください。そして、これらのツールを活用しながら、皆様の事業発展のお手伝いができることを願っています。

AIでたたき台を作り、仕上げとなる販促戦略の立案やツールの活用方法について相談されたい方は、全国各地にいる「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーが伴走いたします。ぜひ、お声がけください。

読んでいただき、有り難うございました。


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