「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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AIに選ばれるフィットネスジムは何を発信しているのか?|お客様の声を「集客資産」に変える方法

投稿日:2026.08.01

沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップ(退会解約離脱)、多店舗展開が得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄、大阪)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。

前回のコラムでは、AI時代になればなるほど、会員様の「リアルな声」が小規模ジムの大きな武器になるというお話をしました。

AIを活用して情報を探す人が増える中で、大切になるのは、単にホームページを持っていることではありません。

「どのような人が、どのような悩みを持って入会し、その後どう変わったのか」

この情報を具体的に発信しているかどうかです。

しかし、ここで多くのジム経営者から、次のような相談を受けます。

「お客様の声は集めていますが、ホームページに掲載するだけで終わっています」

「アンケートを取っても、どのように発信すればいいのか分かりません」

「AIに選ばれるためには、特別な対策が必要なのでしょうか?」

そこで今回は、集めたお客様の声をどのように発信し、ジムの集客資産へ変えていけばよいのかをお伝えします。

AIに選ばれるためだけの記事を書かない

最初にお伝えしたいのは、AIに紹介してもらうためだけに記事を書く必要はないということです。

AI対策と聞くと、

・専門用語をたくさん入れる。

・検索されそうなキーワードを何度も使う。

・AIに大量の記事を書かせる。

このような方法をイメージする方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、内容の薄い記事を大量に作っても、それを読んだ見込み客の不安が解消されなければ、入会にはつながりません。

大切なのは、AIに評価されることだけではありません。

AIや検索を通じて記事を見つけた人が、「ここなら自分でも続けられそう」と思えることです。

そのために役立つのが、実際に通っている会員様の体験です。

「初心者歓迎」だけでは違いが伝わらない

多くのフィットネスジムのホームページには、

「初心者歓迎」

「運動が苦手な方でも安心」

「経験豊富なトレーナーがサポート」

と書かれています。

もちろん、これらも必要な情報です。

しかし、同じような表現を多くのジムが使っているため、それだけでは違いが分かりません。

例えば、あなたが40代で、これまで何度もダイエットに失敗してきたとします。

次の2つでは、どちらのジムに興味を持つでしょうか。

「初心者でも安心して通えるジムです」

それとも、

「入会した当初は、運動経験がなく、周りについていけるか不安だった40代女性。最初は週1回から始め、スタッフが体力に合わせて運動内容を調整したことで、半年後には週2回通えるようになりました」

おそらく、後者ではないでしょうか。

見込み客が知りたいのは、「初心者歓迎」という宣伝文句ではありません。

自分と同じような人が、本当に続けられているのかという事実です。

お客様の声を具体的に発信することで、見込み客は入会後の自分を想像しやすくなります。

1枚のアンケートから1本の記事を作る

「ブログを書く時間がありません」

ジム経営者(オーナー)から、よく出てくる言葉です。

経営者(オーナー)は現場に立ちながら、スタッフを管理し、売上を確認し、SNSも更新するとなれば、毎月ブログを書くのは簡単ではありません。

だからこそ、ゼロから記事のテーマを考える必要はありません。

「A4」1枚アンケートには、記事を書くために必要な材料がすでに入っています。

例えば、

・入会前にどのようなことで悩んでいたのか。

・どこでジムを知ったのか。

・知ってすぐに入会しなかった理由は何か。

・何が決め手となって入会したのか。

・実際に通ってみて、どのような変化があったのか。

これらの回答を順番に整理するだけで、1本の記事が作れます。

記事の構成も難しく考える必要はありません。

1.入会前の悩み

「健康診断で運動不足を指摘されたものの、何から始めればいいのか分からなかった」

2.入会前の不安

「若い人ばかりではないか、運動についていけないのではないかと心配だった」

3.入会の決め手

「同年代の会員が通っていることを知り、体験時の説明も丁寧だった」

4.通い始めてからの変化

「週2回の運動が習慣になり、体重が減っただけでなく、疲れにくくなった」

この流れで紹介すれば、単なる「お客様の声」ではなく、一人の会員様の入会前から入会後までが分かる事例記事になります。

具体的な情報が、見込み客の不安(ハードル)を下げる

お客様の事例を紹介するときは、できる範囲で具体的に書くことが重要です。

例えば、

「痩せました」

だけではなく、

「週2回、6カ月間通い、体重が5kg減りました」

「運動が習慣になりました」

だけではなく、

「以前は運動を始めても1カ月ほどでやめていましたが、現在は1年以上続いています」

「初心者でも大丈夫でした」

だけではなく、

「運動経験がなく、最初はパンチの打ち方も分かりませんでしたが、基本から教えてもらえたので安心できました」

このように具体的にすると、見込み客が自分の状況と重ねやすくなります。

ただし、数字を目立たせるために、話を大きくしてはいけません。

結果には個人差があるため、実際の回答をもとに、事実を正確に伝えることが大切です。

また、お客様の写真や名前、年齢、体重の変化などを掲載する場合は、必ず本人の許可を得てください。

1本の記事を複数の媒体で活用する

作成した事例記事を、ブログだけで終わらせてはいけません。

例えば、一人のお客様の事例から、

・ホームページに詳しい事例記事を掲載する。

・Googleビジネスプロフィールで記事を紹介する。

・Instagramで入会前の悩みと変化を伝える。

・LINEで記事を案内する。

・店内掲示物として紹介する。

・チラシにお客様の声を掲載する。

このように、複数の媒体へ展開できます。

長い事例記事を1本作り、媒体に合わせて短く分ければよいのです。

毎回、Instagram、ブログ、LINE、チラシの内容を別々に考える必要はありません。

一人のお客様の声を中心に置き、それぞれの媒体に合う形へ変える。

これだけでも、情報発信の負担は大きく減ります。

さらに、同じ内容が複数の場所で確認できると、入会を検討している人に安心感を与えられます。

Instagramでジムを知った人がホームページを確認し、Googleのクチコミを読み、体験を申し込む。

実際のお客様は、一つの媒体だけを見て入会を決めるとは限りません。

だからこそ、複数の場所で一貫した情報を発信することが重要です。

ジム全体ではなく「誰のためのジムか」を伝える

AIへジムについて質問する人は、漠然と「おすすめのジム」を探しているとは限りません。

例えば、

「50代からでも通いやすいジムは?」

「運動が苦手な女性でも続けやすいジムは?」

「仕事帰りに通えるキックボクシングジムは?」

「ダイエットが続かない人に合うジムは?」

このように、自分の年齢、悩み、生活環境などを含めて質問します。

ところが、ジム側が、

「幅広い年代におすすめです」

「どなたでも歓迎します」

としか発信していなければ、その人に合っているかどうかを判断できません。

すべての人に向けて書いた言葉は、結果として誰にも強く響かないことがあります。

そのため、お客様の事例を紹介するときは、

・40代で運動経験がなかった女性。

・健康診断をきっかけに運動を始めた50代男性。

・産後の体力低下に悩んでいた女性。

・過去にスポーツジムを何度も退会した人。

・仕事が忙しく、運動を続けられなかった経営者。

というように、誰の事例なのかを分かりやすく伝えてください。

さまざまな会員様の事例が蓄積されることで、ジム全体としての強みも見えてきます。

もし「運動が苦手だった人でも続けられた」という事例が多ければ、それがジムの強みです。

もし「40代、50代の会員様が長く継続している」という事例が多ければ、それも他店との違いになります。

ジム側が考えたキャッチコピーではなく、会員様の事実から強みを見つけることができるのです。

まずは3人のお客様へ聞いてみる

いきなり何十人ものアンケートを集めようとすると、途中で止まってしまいます。

まずは、3人の会員様から始めてみてください。

例えば、

・最近入会した人。

・長く継続している人。

・入会後に大きな変化があった人。

この3人に話を聞くだけでも、異なる角度からジムの魅力が見えてきます。

最近入会した人は、体験や入会時の不安を覚えています。

長く継続している人は、続けられている理由を教えてくれます。

大きな変化があった人は、ジムへ通う前と後の違いを具体的に語ってくれます。

経営者やスタッフにとって当たり前になっていることが、会員様にとっては入会の決め手になっている場合もあります。

「体験のときに名前を覚えてくれた」

「運動ができない自分を急かさなかった」

「休んだときに声をかけてくれた」

このような小さな出来事こそ、大手フィットネスクラブには真似しにくい、小規模ジムならではの価値です。

最後に

AI時代の集客というと、難しい技術や新しいツールが必要だと考えてしまいがちです。

もちろん、AIを活用すれば、文章の整理や情報発信の効率化はできます。

しかし、AIは実際にジムへ通った会員様の体験をゼロから作ることはできません。

・どのような悩みを持っていたのか。

・なぜ入会を迷ったのか。

・何が決め手になったのか。

・通い始めて何が変わったのか。

この情報を持っているのは、実際のお客様だけです。

だからこそ、小規模ジムが今やるべきことは、AIへ大量の記事を書かせることではありません。

まずは、お客様の声を丁寧に集めることです。

そして、集めた声をホームページへ掲載するだけで終わらせず、ブログ、Googleビジネスプロフィール、Instagram、LINE、チラシなどへ展開してください。

一人のお客様の声が、同じ悩みを持つ次のお客様へ届きます。

その積み重ねが、検索でもAIでも見つけてもらえる、ジム独自の集客資産になっていくのです。

8月は、まず3人の会員様へ話を聞くことから始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
豊平尚哉(フィードバックドリブン株式会社 代表取締役)

フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム2店舗(沖縄、大阪)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
■セミナーで紹介している主な成功事例(一部)
・チラシを見直し3ヶ月で新規顧客3倍アップ(水宅配業)
・SNSを使い安売りせずに3ヶ月で1200人以上の集客(つけ麺店)
・ランディングページで新規顧客229%アップ(スポーツジム)
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