投稿日：2022.01.26

会社が倒産する理由は？

会社が倒産する理由の第一位はご存じですか？

答えは「販売不振」です。

当たり前、と思うかも知れませんが、当たり前すぎて「販売不振」が原因で会社が潰れています、なんてことはニュースになりません。

銀行の貸し渋り、貸し剥がしによる倒産、連鎖倒産、などはニュースになりがちですが、倒産理由の7割は「販売不振」です。

そして、「販売不振」とはすなわち、物やサービスが「売れない」ということです。

マスからマニアックな世界へ

じゃあ、今はどんなものが売れているか、というと、答えるのはとても難しいです。

なぜかというと現在は大ヒット商品が出にくい時代に入っているからです。

大量生産・大量消費のマスの時代が終わり、今はオタクが市民権を得て、一部の人にだけヒットするミニヒット商品がどんどん生まれています。

個性的であることがリスクだった時代から、個性的であることに価値がある時代に変わったのです。

誰にでも効果がある、では誰も振り向いてくれない

こんな状況の中で誰にでも効果がありますよ～、と伝えても誰も振り向いてくれません。

だから、あなたが自分の商品の売上をアップさせたい、と思うのならば、まず取り組むべきは、「誰をターゲットにするか」を決めることです。

老若男女誰にでも使えるシャンプーではなく、女性のためのシャンプー。

全女性のためのシャンプーでは無くて、50代女性のためのシャンプー。

全50代女性のためのシャンプーではなくて、仕事が忙しくて髪のケアに時間が割けず最近抜け毛が多くて悩んでいる50代のキャリアウーマン向けのシャンプー。

こうやってターゲットをドンドン絞っていかなければ「売れない」時代になっているのです。

どうやってターゲットを絞っていく？

ただし、闇雲にターゲットを絞っていくのは危険です。

なんの根拠も無しに「多分、こういう人がいるから」という理由でターゲットを絞ると高い確率でコケます。

仮に売れたとしてもタマタマなので一過性のものに過ぎません。

では、どうやってターゲットを絞っていくのか。

1番効率が良いのはあなたの商品を買ってくれた既存顧客に聞くことです。

既存顧客は言葉の通り、既にあなたの商品を購入してくれた成功事例です。

だから、その人がどんな悩みを抱えていたのか、何が良くてあなたの商品を購入したのか、聞いていけば、かなり成功確率が高まるターゲットの絞り方が出来ます。

もちろん、どうやって質問するのか、何を質問するのかはとても重要です。

もし、ご自身では難しい、ということであれば、お気軽にお近くのアドバイザーにお尋ねくださいね。

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