投稿日:2022.05.16
大阪で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、不動産コンサルタントとして活動している浅野と申します(プロフィール)。 中でも、「賃貸マンション・アパート」などの不動産に関する販売促進が得意です。30年以上、累計1万室を扱ってきた実績をベースに、「A4」1枚アンケートのノウハウを不動産に活かしていくための提案を行います。
本日は、以前の記事(「アンケートが取れなくても、プロに相談しながら広告原稿が作れるWEBコンサルシステムとは?」)で紹介しました 「WEBコンサルシステム」 の機能の1つである「提案書自動作成」について、少し違う視点からお伝えします。
以前から、紙の複写式シートを使う方法でも、オンラインで「WEBコンサルシステム」で入力する場合でも、 この「提案書自動作成」を書くとモヤモヤしていた考えがすっきりと整理されて、販促の具体施策を実行に移すエネルギーが生まれるような感じがしていました。これは私個人の感想だけでなく、書いて頂いた方からもそのような声をお聞きしました。 最近、この仕組みについて裏付けとなるような理論に出会いましたので紹介します。
注)「提案書自動作成」とは、取り組みたいこと(当面の実現目標)、今、気になっていること(課題)、実現へ向けて必要な施策(方向性や具体行動方針)、予算とスケジュールを20~30分で明確にできるシステム
1.「緊張構造チャート(構造思考)」とは?
一般にはあまり知られていないようですが、組織開発や自己変革に有効な手法・理論として「構造思考」というものがあります。
構造思考とは?
「学習する組織」で名高いピーター・センゲ氏が大きな影響を受けた人物
作曲家、映画監督、マネジメントコンサルタントでもあるロバート・フリッツ氏が提唱する
創り出したい成果や物だけに、意識のリソースを集中する思考フレームのことです。
一般社団法人いろはこ のサイトより引用
そして、この構造思考を実践する上で、使用するのが「緊張構造チャート」というシンプルな図になります。
ロバート・フリッツ氏の著作である『偉大な組織の最小抵抗経路~リーダーのための組織デザイン法則~』から図を引用します。
やってみるとわかるのですが、チャートの図に従って「①目的(上段のボックス)⇒②現状(下段のボックス)⇒③行動(中段のボックス)」の順番でやるべきこと(行動計画、タスク)を書き出していくと、単にやるべきことリストを作って始めるよりも、実現したい状態(目的であり、理想、到達したい状況)と現状の両方が同時に意識されるので、行動するためのエネルギーが生まれるように感じます。
この「構造思考」「緊張構造チャート」は、約30年前に開発され、大企業から中小企業、教育機関、国家規模にいたる様々なプロジェクトを推進してきた実績があるようです。ただ、汎用性が高くシンプルなだけに、実際の運用においては、現場に合わせて使用する側で応用していく必要はあるかと思います。
さて、ここからが、本題になります。私は、この緊張構造チャートを作成する流れを知った時に、これは岡本先生が開発され、「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会で提供している「提案書自動作成」システムと共通していると感じました。
2. 「提案書自動作成」システム との共通点
以前に書いた記事を引用し、簡単に 「提案書自動作成」システム の紹介をしたいと思います。
◉「提案書自動完成シート」で得られる効果
・20分くらいの時間で、自分がやりたいこと、ネックとなること、取り組むべき課題、スケジュールイメージなどが明確になる。
たった20分でゴールを明確にして課題の優先順位をつけられる方法より抜粋引用
・まず、自分の頭の中にある構想、希望、不安等を「文字」にすることで自分自身でも新たな気づきが生まれる
・9つの質問全てに答えることで、自分がしっかりと考えられている質問(文字量が多い)、あまり意識しておらず書けない質問がわかる(空白が多い)。
・集中して考え、文字にすることで、1枚のシート(オンラインでは画面)が完成することでの達成感が得られる
・(アドバイザーがいる場合)時々、会話しながらシートを書いていけるので、1人でやるよりもスムーズにできる。
「提案書自動作成」システムは、9つの質問で構成されています。そして、その質問に順番に答えていくことで、やるべきことが明確になっていくように設計されています。なお、具体的にどのような質問なのかについては、ぜひ、一度、体験いただきたいと思います(お近くのアドバイザーに相談してみてください)。
以下、簡単にその全体の流れのみを書いてみます。
このように見てみると、最初に紹介した「緊張構造チャート」の流れとも共通しています。人間の心理を探究していくと、原理原則や本質はシンプルなのだと思います。
そして、事業の売上を上げることができる「販促」のために開発された「提案書自動作成」システムは、人間心理に沿った質問の流れでありながら、自然と将来のビジョンが意識され、現状の問題や課題も明確にし、具体的に何を、いつまでに、取り組めばいいかまでを具体的に提示してくれます。
3.まとめ
この「提案書自動作成」システムを使うことで、
「何のために?(どこを目指して)」
「何を?(取り組みたい課題)」
「いつまでに?(期限、予算、担当)」
について整理していくことができます。
そして、販促において、どのように行動すればよいかの具体ノウハウは下記をぜひ参考にしてください。
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