「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会

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ChatGPTを販促の場面で活用する方法(後編)~「ChatGPT×マンダラ広告作成法」による仮説出し~

投稿日:2023.04.23

大阪で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している浅野と申します (プロフィール) 。現在は独立系の不動産コンサルティング会社を経営しています。 30年以上にわたり、一貫して不動産オーナーの土地の有効活用や賃貸マンション・アパートの入居率改善のお手伝いを行っています。中でも「事業総額80億以上、累計1万室の募集実績」をベースに体系化した「賃貸マンション・アパートの入居率を高める販促プログラム」の提供が得意です。「A4」1枚アンケートやマンダラ広告作成法を使っての「マイソク(募集チラシ)」作成や改善も定評があります。空室に困っているオーナー、入居率を高め戸数拡大を図りたい管理会社を応援していきます。

前回は、『ChatGPTを販促の場面で活用する方法(前編)』という記事で、ChatGPTで、賃貸マンションやアパートの概要情報から、アピールポイントを考えもらうという方法を紹介しました。

今回の後編では、「マンダラ広告作成法」のメソッドをかけ合わせて活用すると、広告原稿となる仮説(アイデア)を出すことに活用できるということを書いてみたいと思います。

1.事例1:事業やサービスの想定顧客やベネフィットを考える

まず、最初の事例は、「納骨堂(マンション型)」の販売企画での使い方です。この納骨堂の販促を考える上で、想定されるターゲット顧客、悩みや課題をChatGPTを使って書いてみます。

▶質問:あなたは経営コンサルタントです。私は、◯◯市で納骨堂(マンション型)を販売しています。どんな事(悩み・不便・苦しみ・怒り・望み等)を思っている方が、購入(利用)すると思いますか?(※以下、実際の質問のやり取りを抜粋して書いています。)

▶回答:マンダラ広告作成法シートのキーワードを見出しにして表形式にしてもらいました。

ChatGPTによって作成。こちらのサイトから利用できます。

マンダラ広告作成法シートに記入されている8つの「キーワード」を参考にしてもらうことで、かなり具体的、かつ精度の高いターゲット顧客の仮説が生成されました。これはターゲットコピーのアイデアとなります。ちなみに、実際の販売現場に照らし合わせても、上記はかなり当てはまっています。少なくとも、発想を広げていく起点としては十分な内容です。上記の表においては、キーワードは伏せていますが、ぜひ、下記書籍を購入して確認されてみてください。

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では、上記の中で、もっとも想定顧客に近いと思われる1つを選んでさらに質問を続けます。

▶質問:では、「将来の墓地維持費用や管理者不在に不安を感じる方」が、納骨堂を購入・利用することによって、どんな未来(行動や感情)をもたらしてくれますか?

▶回答:これも、マンダラ広告作成法シートのキーワードを見出しにして表形式にしてもらいました。

ChatGPTによって作成。こちらのサイトから利用できます。

この内容はキャッチコピーとして活用していけます。

2.事例2:レンタルスペースで3つのアイデア出しをする方法

次は、貸し会議室・レンタルスペースでの質問と答えの事例です。これも、まず、その施設概要、アピールしたい強みをChatGPTに学習してもらいます(質問の前に)。そして、事例1と同じくターゲット顧客などについてやり取りしてみます。

▶質問:このレンタルスペースを利用する顧客のプロファイルを次の見出しにそってアイデアを出してください。キーワード毎に3つ表形式で書いてください。

▶回答:マンダラ広告作成法シートのキーワードを見出しにして表形式にしてもらいました。

ChatGPTによって作成。こちらのサイトから利用できます。

数を出してもらっているので、実効性の低い内容は削除しています。事例1の方法で、あまりいい案が出てこなかった場合や、新規事業でアイデアを多く出したい場合はこのような使い方もできると思います。さらに、上記を踏まえて、次の質問をします。

▶質問:では次に、このレンタルスペースを使った方はどのような感想を持つでしょうか?次のキーワードを参考に表形式で書いてください。

▶回答:

レンタルスペースを利用したお客様の感想の仮説としては、斬新な内容も含まれています。これは、岡本先生が考案された「マンダラ広告作成法シート」の質問やキーワードが、顧客心理のより本質的な部分の悩みや欲求まで掘り下げているからです。

ここまでのやり取りでも、十分に壁打ち相手として機能してくれています。ただ、より良くしていくためには、「マンダラ広告作成法シート」に自らも取り組んで、現場におけるお客様とのやり取りから生まれてくる言葉を加えていく必要があります。

3.まとめ

前回と今回で、ChatGPTの使い方をご紹介しました。ただ、ネットに存在している通り一遍の情報だけであれば、当たり障りのない結果(アウトプット)しか出てきません。あくまで自ら体験した独自の情報、伝えたい想いやアピールポイントをしっかりと書く必要がさらに高まってきたといえます。

また、ChatGPTは、「A4」1枚アンケートで顧客の声(一次情報)を集めて、それを元に文章化する、あるいは新規事業でのアイデア出しで、マンダラ広告作成法のキーワードを活用して仮説出しをするなどの使い方において、非常に相性がいいと感じます。

これからは、アイデアを出す、拡げる局面から、その中からどの文章や視点を採用するかという判断力、編集力が重要になってきたといえます。さらに詳しく知りたい方は、全国各地にいる「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーにお問合せ下さい。

お待ちしております。

読んでいただき、有り難うございました。

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