投稿日:2025.03.04

こんにちは。鹿児島で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している佐々木こづえと申します。普段は集客や求人を目的とした、チラシやホームページのデザインを制作しています。中でも、見る人が親近感を持つ、「親しみのあるデザインで強みをアピールする事」が得意です。
新年度が近づき、新事業をスタートする方、新しく起業する方、新入社員が入社する企業など、多くの場面で「名刺」を使う機会が増える時期ですね。
今回は「名刺の価値を最大化する方法」について、業種ごとに適した名刺の作り方を解説します!
「名刺はただの連絡先ではなく、最初に渡せる広告媒体」です。業種ごとに適した情報を盛り込み、「伝わる名刺」を作成していきましょう!
この記事はyoutubeでもご案内いたしております。
名刺の基本構成
まず、一般的な名刺に入れる基本情報にはこのようなものがあります。

- 名前
- 会社名・役職
- 住所・電話番号
- メールアドレス・QRコード(ホームページ・LINE)
これらはもちろん必要な内容ですが、この情報だけでは「自分がどのような仕事をしているのか」まで伝わらないことがあります。
そんな時に活用できるのが、日ごろお伝えしている「A4」1枚チラシのパーツです。
パーツの基本
- ターゲットコピー
- キャッチコピー
- 裏づけとなる証拠
- ボディコピー
- オファー
- リスク対策
- 行動喚起
- 問合せ
基本情報に加えて、このパーツの内容をしっかり伝えることで、自社の特徴が伝わる名刺になります。
今回は業種ごとで「伝えたいポイント」をしっかり盛り込める構成のネタをご紹介します!
業種別の名刺デザイン
①商品・サービスの種類が多い業種(例:ハウスクリーニング)
🔹ポイント:名刺でサービス内容をしっかり伝える!
例えば、ハウスクリーニング業の方が名刺を渡したとき、相手は「エアコン掃除もやってる?」「お風呂掃除もお願いできる?」など、すぐには業務の全体像が分からないことがあります。
その場合は
5.オファーのパーツを詳細に伝えましょう。
例えば名刺の裏面に「提供サービス一覧」を記載し、「お掃除のことなら何でもご相談ください!」というメッセージを入れると、相手にサービスの幅を伝えやすくなります。

名刺の構成
表面:基本情報+QRコード
裏面:提供サービスの一覧(エアコン掃除、台所掃除、お風呂掃除など)
②専門的な知識が必要な業種(例:コンサルタント、健康経営アドバイザー)
🔹ポイント:あなたの「専門性」を伝える!
例えば、健康経営アドバイザーが名刺を渡した際、相手は「健康経営って何?」「何をサポートしてくれるの?」と具体的な内容が分からないことがよくあります。
その際は2.キャッチコピーを表記しましょう。
名刺に「従業員の健康が会社の利益を生む!」など、お客様がサポートを受けることで「どのようなメリットがあるのか」を一目で分かるようにしましょう。

名刺の構成
表面:基本情報+キャッチコピー+QRコード
裏面:「健康経営を利用することで得られるメリット」の簡単な説明・具体的なサポート内容(例:「健康経営の導入支援、福利厚生の提案」)
③緊急性が高い業種(例:水道修理、鍵屋など)
🔹ポイント:「すぐに連絡できる」デザインを意識!
例えば、水道業者が名刺を渡したとき、相手はすぐに必要性を感じないかもしれません。
しかし、「水漏れが起こった!」という緊急時は、とにかく連絡したいと思います。
そんな場合は、名刺に「水漏れ・トイレ詰まり・急な水のトラブルはお任せ!」と1.ターゲットコピー2.キャッチコピーをはっきり記載し、さらに7.行動喚起・8.問合せを記載。
「困ったときにすぐ連絡できる」情報を大きく目立たせましょう。

名刺の構成
表面:会社名+名前+電話番号(大きく目立たせる)
裏面:「水漏れで困ったら、すぐお電話ください!」とキャッチコピーと一緒に記載
④自社のスタッフ用名刺
🔹ポイント:「スタッフの役割」がハッキリした名刺
例えば、デザイン会社のスタッフが名刺を渡したとき、相手は「この人が何をしてくれるのか?」が分からないことがあります。
その際は、「Webデザイン・チラシ制作・広告支援を担当しています!」など、自分の役割を明確に伝えることで、初対面の人にも分かりやすくなります。
また、スタッフの写真や似顔絵を入れるのも、「顔を覚えてもらいやすい」のでお勧めです。

名刺の構成
表面:基本情報+スタッフの写真や似顔絵
裏面:会社の理念・提供するサービスの具体例(こんな方に役立つ○○というサービス)
まとめ
名刺はただの連絡先ではなく、「あなたや会社の価値を伝える最初の広告」です。だからこそ、誰に何を伝えたいのかを明確にし、お客様目線で情報を整理することが大切になります。
業種によって伝えるべきことは異なりますが、大切なのは「お客様が名刺を見たときに興味を持ち、次のアクションにつながるかどうか」。例えば、ただ連絡先が書いてあるだけの名刺ではなく、「この人に相談すれば解決できるかも」と思ってもらえるような名刺を意識すると、自然と会話が生まれ、信頼関係も築きやすくなります。
さらに、お客様に「この人は自分のことをちゃんと分かってくれている」と感じてもらえたら、それだけで大きな価値になります。ファンになってくれるお客様が増えることで、ただの名刺交換が、長く続くご縁のきっかけになるかもしれません。
名刺は単なる自己紹介ではなく、ビジネスの未来を広げる第一歩。お客様の目線を大切にしながら、あなたの魅力がしっかり伝わる名刺を作ってみてください。
皆様のお役に立てれば幸いです
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