投稿日：2022.07.06

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー沖縄県支部の比嘉と申します。
普段はホームページ制作やシステム制作などを行ってます。
中でも、WordPressを使ったホームページ構築や、販促のシステム構築などを得意としており、当「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会の方でも「販促アンケートPOP自動作成システム」や「オンライン広告原稿作成システム」なども制作させて頂いてます。

今回は東京の杉並区で行われている、ある取り組みをご紹介したいと思います。

まずは下記PDFをご覧ください。

00yokattakotomono.pdf


「杉並区で見つけた良かったことやモノ」と言うことで、障害を持った方が杉並区の街中で見つけた“良かったことやモノ”を調査した結果をイラストでまとめたものです。

この「良かったことを調査する」という取り組みをする事で、障害を持った方だからこそ感じる良かったことがたくさん見つかります。

その結果をまとめ、拡散する事で、多くの人が良かった事を共有し、その結果、誰かが感じた良かった事を真似して取り入れる人が増え、色々な人にとって暮らしやすい街にするという事の様です。


これは「A4」1枚アンケートにも通じるものがありますね。

「A4」1枚アンケートでは、あなたの会社の商品やサービスの良いところをお客様に聞き、その結果を様々な販促活動に反映する事で、利益を上げていけるものです。


杉並区の事例と「A4」1枚アンケートに共通しているのは“良かったこと”を見つける事です。

このことが非常に大事なのです。

アンケートや調査は大抵の場合、悪かったところを聞くことで課題だけが増えてしまいます。


もしこれが、お客様へのアンケートだった場合、お客様は特に悪いところがあったと感じていなかったのに、アンケートで悪いところを聞かれたので、「何か悪いところがあったかな？」と悪いところを粗探しするといった事がおきます。

すると、お客様は悪いところを見つけたことで、あなたの商品やサービスの印象が悪くなってしまうかもしれません。

しかも、その悪いところが書かれたアンケート結果をスタッフやあなた自身が見たときに、改善意欲はあったとしても、やはり悪いところを言われているので、あまり気持ちも良くない事でしょう。


一方、「A4」1枚アンケートの様に“良かったこと”を聞くと、逆にお客様は特に良いところがあったと感じていなかったのに、アンケートで良いところを聞かれたので、「何か良いところがあったかな？」と良いところを粗探しするといった事がおきます。

そうなると、お客様は良いところを見つけ実感することで、あなたの商品やサービスの印象を良くして帰ってくれます。

当然ながら、その良いところが書かれたアンケート結果をスタッフやあなた自身が見たときは、嬉しくなり、テンションも上がり、仕事の意欲がより一層増す事でしょう。


つまり、悪かったことを聞くと課題だけが増え、お客様もスタッフもあなたもテンションが下がります。

逆に良かったことを聞く事で、お客様もスタッフもあなたもテンションが上がりますし、良かったこととは実は解決策そのものなので、課題に対する解決策を一生懸命考える必要もないのです。

お客様が感じた良かったことを、どんどんやっていく事で、どんどん喜んでくれるお客様が増えていくのです。


ちなみに、課題解決が悪いといっているわけではありません。

課題を見つけ、解決していくことも大事だと思います。

しかし、お客様が感じた良かったことをどんどんやることで、それがいずれあなたの会社の商品やサービスの強みという武器に変わっていくのです。

単純に、今までやっていた事を、どんどんやって行くだけなので、取り組みとしては簡単ですよね。


これが“良かったこと”を聞くメリットであり、「A4」1枚アンケートの良いところです。

ぜひ「A4」1枚アンケートを取り入れてみてください。

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