投稿日：2021.09.22

こんにちは。
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー協会です。

今回は病院や薬局での「A4」1枚アンケートの活用時のコツについてご紹介します。
「A4」1枚アンケートでファンの声を集めようとした時、提供する商品・サービスによっては基本の質問がしっくりとこないことがあります。そのような方は、ぜひご覧ください。

例えば、薬局を継続利用してもらえている方、選んでもらえている方へのアンケートの場合、

　Q1 薬局の利用前にどんなことに悩んでいましたか？

という基本質問をするとどのような回答が得られそうでしょうか？

・体調が悪くて・・・
・○○の病気になって・・・
・病院に行ったので・・・

といった薬局の利用に関する悩みではなく、既に知っているとおりの回答が多く得られてしまいそうです。

販促に活用していくためには、薬局を継続利用してもらえている方、選んでもらえている方が

　薬局選びで重視されている点や、何を比較されたか

などの情報を得たいところです。

このような場合は、Q1の質問を

　Q1 薬局を選ばれるとき、何を重視されていますか？

といった質問に変更することが考えられます。

先日も、ある薬局で自店の強みを活かした販促を検討するにあたり、この項目について検討しました。

薬局を継続利用してもらえている方、選んでもらえている方の声を聞きたいが、

・体調不良の方も多いので、アンケートの負担を減らしたい。
・薬局を選ぶ基準が浸透しておらず、回答が難しい。

といった検討課題がでてきました。


最終的には、自店の強み、差別化の方向性が定まっていなかったので、

まず自店の強みを整理し、それを伸すことに注力していこうということで、

Q1の質問を削除して、 「A4」1枚アンケート のQ2～Q5の4つの質問でアンケートを実施しました。

もちろん、自店の強みも顧客が誰かによって変わりますから、Q1の質問は重要です。


今回、実際にアンケートを実施したことで、ファンの方は薬局の待ち時間に快くアンケートに協力いただける実感をスタッフも持つことができました。次の機会は「Q1 薬局を選ばれるとき、何を重視されていますか？」を含める予定です。

また、病院や薬局での「A4」1枚アンケートの活用時には、医療でのプライバシーの観点も含めて個人情報の取り扱いが課題になることも多いです。

そのため、病院や薬局をPRする販促物を作成する際に、「お客様の声」として個人名を記載することに抵抗を感じる方も多くいらっしゃいます。もし、「お客様の声」で個人名を使用しないなら、イニシャルを前提にアンケートを取得するのも方法です。

このように、何を知りたいか、アウトプット物は何かによって、質問をアレンジすることもポイントです。

ただし、守破離という言葉もあるように、まず基本の型があっての応用です。
ぜひ、基本の型は以下の書籍で確認するか、全国のアドバイザーにお問い合わせください。

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