投稿日：2021.06.21

こんにちは。
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動しており、
インターネットを活用した物販（通販サイト）や実店舗など、集客の支援を幅広くしております。

このブログでは、「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会に所属する全国の優秀なアドバイザー達が、「A4」1枚アンケートを活用した成功事例やノウハウを惜しみなく公開しています。

きっとあなたのビジネスに役立つ記事や、悩みや不安を解消できる記事に出会えるはずですので、この記事だけでなく、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

あなたは自分の「強み」の一部しか知らない

私達「A4」1枚アンケートのアドバイザーや、アドバイザーからのコンサルティングを受け慣れている方にとって、「アンケートを取ること」は毎日の歯磨きやお風呂に入る事と同じくらい当たり前の行為となっています。

そして、「A4」1枚アンケートのメソッドでアンケートを取り続けて行くと、自然と自分の商品やサービス、お店等の「強み」が分かってきます。

「アンケートみたいな面倒な事しなくても自分の強みくらい分かっているよ」

そう思われる方もいるかもしれません。

確かにアンケートを取らなくても、強みの一部は理解できるでしょう。

しかし、それはあくまでも「強みの一部に過ぎない」という事も同時に理解する必要があるのです。

そして、アンケートを取らなくては「把握できない強み」「打ち出す事ができない強み」というものがあります。

今回はそんな話をご紹介できればと思います。

強み（価値）には種類がある

これは著者 山口周氏による『ニュータイプの時代――新時代を生き抜く24の思考・行動様式』の中で紹介されていたマトリクス図です。

価値には『役に立つ』の軸から見た「立つ／立たない」と、『意味』の軸から見た「ある／ない」があるというものです。

著書において図の左上のトヨタや日産といった日本車メーカーが手掛ける車の多くは、「役に立つけど、意味はない」というゾーンに属していると表現されています。

確かに、日本車を買う方（もちろん全ての人ではありません）は、「コストパフォーマンスが良い」「利便性が良い」といった要素を重視して選ばれている方が多いかと思います。

一方、右上のBMWやベンツといったドイツ系高級車は「役に立つし、意味もある」というゾーンです。

日本車に比べれば燃費も悪いし、価格も高い。利便性やコストパフォーマンスから見たら日本車の方が上なのに、所有する喜びや乗る喜びを提供してくれるのはドイツ車だったりします。

その『意味』に価値を感じ、100万円以上価格が高くても納得して購入し、満足度も高いという現象が起きています。

そして、驚くべきは右下のフェラーリやランボルギーニといったイタリア車です。

何と「役に立たないのに、意味だけは物凄くある」という存在なのです。

燃費の悪さは日本車やドイツ車の比ではありませんし、維持費はもちろん、駐車場探しも大変です。

まさに「役に立たない車」と言えるかもしれません。

しかし、これらの車に乗る人にとって、「他の車ではダメ」と思えるだけの『意味』があるのです。

「役に立つ強み」と「意味のある強み」

さて、話を車から「A4」1枚アンケートの話に戻します。

先ほど、「アンケートなんて取らなくても自分の強みくらい分かっているよ」と思われる方もいるというお話をしましたが、実はそういう方は「役に立つ強み」しか把握できていない事がほとんどなのです。

「役に立つ強み」というのは、

●技術が高い
●品質が良い
●実績が豊富
●空間が良い
●配慮が行き届いている
●特別扱いをしてもらえる

などなどです。

確かにこれらは強みになり得ますが、これだけで人の心に刺さるメッセージを打ち出せるとは限りません。

これらの強みに合わせて、あなただけの「役には立たないけど、意味のある強み」が組み合わさる事が大切なのです。




では、その強みを把握するためにどうしたらいいのでしょうか？

そこで「A4」1枚アンケートの出番です。

「A4」1枚アンケートを上手に活用すると、「通常では絶対に把握できないある強み」が出てきます。

それは、『人』です。

人柄は「役に立たないけど、意味のある強み」

「A4」1枚アンケートを取った事のある方ならお分かりかと思いますが、アンケートを取って行くと「人柄が良かったので決めました」「何よりお人柄が素晴らしかったです！」といったパーソナルに関する言葉を頂く事があります。

この『人柄』という強みは、先のマトリクス図で言うと「役には立たないけど意味のある強み」なのです。

人柄が料理を美味しくする訳ではないですし、効果効能を倍増する訳でもありません。

しかし、人柄はお客様にとってフェラーリやランボルギーニと同じような「大きな意味を持った因子」なのです。

ですが、アンケートを取らずに「私達の強みは人柄です」と言える人は、まずいないでしょう。

だからこそアンケートを取る事が大切なのです。

あなたのその強みを、お客様の声を通して気づき、他のお客様にも紹介していく。

そうする事で、あなたの『真の魅力』を伝える事ができるのです。

私のクライアントで夫婦でフォトスタジオを経営されている方がいます。

お二人とも写真の技術や貸切スタジオである事を一生懸命プッシュされていました。

アンケートを取ってみると、確かにそれらも強みでしたが、それと同じかそれ以上に「何よりご夫婦のお人柄が素晴らしかった」と書かれていたのです。

アンケートを取るまではチラシやHPで自分たちを前面に出す事は考えていなかったお二人ですが、アンケート結果を見て少しだけ考え方が変わったようです。

今後作成するチラシやHPでは自分たちの自然な姿も紹介し、お客様から頂いた声も惜しみなく紹介して行こうとされています。

「役に立たないけど、意味のある強み」が、これからきっとそのスタジオに素敵なお客さんとのご縁をたくさん運んで来てくれる事でしょう。

あなたが持っている、「役に立たないけど、意味のある強み」は何ですか？

それを知りたい・活用したいと思われるのであれば、ぜひあなたもこの機会に「A4」1枚アンケートを通して見つけてみてくださいね。

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