投稿日：2023.08.05

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー 静岡支部の神南です。
経営者が現場の第一線で活躍しながら、自身がお店の広告塔として情報発信にも力を入れている 小さなお店を対象に集客や販促コンサルティングを行っています。
中でも、ライバルが多くても「あなたの商品だから買いたい！」と何度も喜んで買ってくれるファンを増やす「ショート動画を取り入れた SNS×LINE集客法」を得意としています。

お金は、お客様からしか入ってこない

どんなビジネスであっても、お金（利益）は、お客様からしか入ってきません。

だから商品やサービスをもっと売れるようにするためには、「売り手」目線ではなく、「お客様目線」で考える必要があります。

と言われると、頭では何となく理解できるものの、なかなか「お客様目線」で考えるということは難しいですよね。なぜなら、多くの人が「売り手目線」になってしまっていることを自覚していない場合が多いからです。

では、どんな状態が「売り手目線」なのか？私の恥ずかしい過去のエピソードを紹介したいと思います。

私はかつて、温泉旅館のWeb集客コンサルティングを行っていた時期がありました。

今思えば、当時の私は完全に売上至上主義、とにかく多くのお客様を集めることが目標でしたし、お客様もそれを望んでいました。

そのため、あの手この手を駆使し、料理プランやレディースプラン、ファミリープラン、赤ちゃんプラン、イベント企画など、様々な宿泊プランの企画提案などを行い販売したのです。

その結果、多くの旅館さんで売上を伸ばすことができたのですが、中には、ネット予約サイトのクチコミ評価が徐々に下がり、それと共にWebからの売上全体が下がっていくという苦い経験もしました。

理由は簡単です。売上至上主義で「合わないお客様まで集めていた」のです。
たとえば、料理があまり得意ではない旅館が料理プランを打ち出すとこのようなことになるのです。
つまり、本当の強みでないことを、あたかも強みとして打ち出すと、このようなことが起こるのです。

また、あるときは、「予約は沢山入るんだけど、準備が大変だからスタッフからこの企画はやめて欲しいと声が上がっている」という指摘を旅館さんからいただいたこともありました。
理由は簡単です。無理しないとできない（続けられない）ことを売上のためにさせていたからです。

もし、あなたがかつての私と同じように

・一生懸命やっているのに、悪いクチコミが入ってきたり、クレームが多い
・お客様を喜ばせようとしてサプライズ演出するための努力しているのに、スタッフから不満が出ている

このようなことが起こっているとしたら、それは「売り手目線」で考えている可能性が高いです。

でば、どのようにすれば、お客様目線で考えられるようになれるのか？

その答えがわかる書籍が、発売されましたのでご紹介します。
私の師匠であり、「A4」1枚アンケートやマンダラ広告作成法を考案した販促コンサルタントの岡本達彦先生が、この度、5冊目の書籍を出されました。

お客様目線のつくりかた～顧客視点は仕組みで生み出せる

お客様目線のつくりかた: 顧客視点は仕組みで生み出せる

この書籍では、これまでの4冊よりも、さらに「お客様目線」の必要性や組織内で仕組化していく方法について詳しく解説されています。

その中で、「お客様目線」と言っても、そもそも「お客様とは？」について、このように定義しています。

お客様＝自分たちが無理なくできること（本当の強み）に、喜んでお金を払ってくれる人

この定義を読むだけで、私がかつて行っていた旅館の集客が、いかに「売り手目線」の考え方だったのかがわかることでしょう（泣笑

ネタバレになるといけないのですが、私が読みながら付箋を貼っていった場所をいくつか紹介すると、

・お金はお客様からしか入ってこないのに、売るためのノウハウは学びたがるが、お客様の声に耳を傾けることの重要性を理解していない人が多い

・「何が売れた」とか「何が売れなかった」など購入後のデータを見てもお客様の心理を読み取ることはできない。「なぜ購入したのか？」を知ることで初めて「お客様目線」になれる。

・「お客様」と「売り手」の関係 ４つのモデル（図解）

・お客様を絞る

・メリットよりもベネフィットを打ち出す

・「お客様を選ぶ考え方」で大切なのは、「すべてのお客様に愛される」ことではなく、「愛してくれるお客様を裏切らないこと」である。

・「価値の合うお客様」を組織できれば、やりたいビジネスが思うようにできるようになる

・お客様目線で成功した様々なサービス

もし、これらの内容で気になることがありましたら、是非この書籍を手に取ってみてください。売れる広告を作るために、一定期間だけ「A4」1枚アンケートを取っていたという方についても、なぜ、お客様に聞き続けていく必要があるのか深く理解できると思います。

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この記事を書いた人

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
販促コンサルタント　神南 臣之輔

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー 静岡支部の神南です。
経営者が現場の第一線で活躍しながら、自身がお店の広告塔として情報発信にも力を入れている 小さなお店を対象に集客や販促コンサルティングを行っています。
中でも、ライバルが多くても「あなたの商品だから買いたい！」と何度も喜んで買ってくれるファンを増やす「ショート動画を取り入れた SNS×LINE集客法」を得意としています。

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