投稿日:2024.09.01
沖縄で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー、販促・集客コンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
中でも、フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
今回のコラムは、4月5月の繁忙期を終え、これからどのタイミングで入会促進を取り組んだら良いのかわからない経営者に向けて次の商戦時期と取り組みについて解説します。
小さなスポーツジムは大手フィットネスジムとは違い、販促予算に限りがあることから、知恵と工夫そして行動が重要になってきます。
大手フィットネスジムでは絶対に真似できない小さなスポーツジムだからこそできる取り組みなので、ジム経営者はぜひ参考にしてください。
繁忙期の次にやってくる商戦時期
一般的にフィットネスジムの商戦時期(繁忙期)は4月5月です。引っ越しや転勤などライフスタイルの変化により、多くの人が新しい生活へ切り替える1年でもっとも多い時期といえます。
ですので、習い事の需要が高まる年始よりも入会者数や入会率が多い月間です。
そして、6月から8月まで緩やかに入会者数は増えますが、暑さや夏休みの影響もあり、目立った動きはありません。
そこで次にやってくる商戦時期は9月10月11月となります。
9月から暑さも和らぎ、運動しやすい季節になることから10月にかけて入会者数も増えてくる時期となります。スポーツの秋とはよく言ったものですね。
当然ながら、大手フィットネスジムも販促計画の中に9月の商戦時期が含まれているので、大々的な広告展開を打ち出してくるでしょう。
この9月10月11月の商戦時期を逃すと、また新規入会が緩やかになるので経営者としては見過ごすことはできません。
秋の商戦も売上利益を意識する
すでに9月を迎えましたが、今からでも遅くはありません。
大手フィットネスジムのチラシやSNSを見ると、やはり「入会金無料キャンペーン」「初月翌月会費無料」「ご紹介キャンペーン」などが目立ってきました。
大手は資金がふんだんにあることから安売りして会員数を増やす狙いです。
ですが、私たちのような小さなスポーツジムは、とにかく売上の確保や利益を残さないと、このフィットネスジム戦国時代のような世の中で生きていくことはできません。
ですので、是が非でも「売上」「利益」を得ることを考えて経営していかなければなりません。
参考記事:小さなスポーツジムは今すぐ「入会金無料キャンペーン」をやめるべき理由
この9月から何をしなければならないのか?
大前提として安さを打ち出すよりも、そのジムのメリットや裏付けとなる証拠、良さ・強み、不安対策などを大々的に打ち出すことをおすすめします。
大手フィットネスジムが「安さ」をウリにして販促展開をしているなら、小さなスポーツジム、フィットネスジムは大手と同じことをするのではなく、真逆の打ち出しが大切です。
大手はキャンペーン情報やトレーニングマシンの種類、トレーニング方法などを発信しているのが現状です。それ以外の投稿は現場のスタッフではなかなか思いつかないはずです。
そこで小さなスポーツジム、フィットネスジムは大手がやりたがらない販促展開や情報発信が重要となってきます。
販促物の内容(マンダラ広告作成法、「A4」1枚アンケートを使い)
・ターゲットコピー:どのような方が対象なのか
・キャッチコピー:あなたのジムへ通うとどんな良いことがあるのか
・裏付けとなる証拠:現在の会員数、ダイエットができた人の写真、声など
・良さ、強み:大手フィットネスジムとの「明確な違い」
・オファー:安売りせず、売上利益が確保できる価格
・不安対策:返金保証、体験者の様子(画像や声)
・今すぐ入会してもらうための特典:即日入会で入会金半額
・体験や問い合わせ方法:WEBサイト、電話番号、LINEなど
上記の内容を販促ツールを使って打ち出す
・チラシポスティング:特に店舗周辺は定期的に配布する(家屋、人通り)
・店置きチラシ:チラシを店舗周辺のお店に設置依頼をする
・ポスティング業者:店舗から徒歩5分から10分圏内のエリアへ配布
・Googleビジネスプロフィール:会員様が楽しんでいる様子の画像をアップ、良さや強みがわかる画像、不安対策が伝わる画像などをアップする
・SNS:販促物の内容をパーツごとに投稿する。特に体験者の様子は後ろ姿でもいいので画像としてアップする(体験者が増えている様子として投稿)※最低でも1日に1投稿を心がける
・紹介を促す:既存の会員様へ紹介をお願いする。紹介キャンペーンとして打ち出すのも可。
参考記事:店舗集客|打ち手(カード)43選
上記を毎日繰り返し発信していくことで、大手フィットネスジムとは違った小さなスポーツジムやフィットネスジムの「良さ・強み」が伝わりやすくなるため、価格ではなく本来自社に合った会員様が集まってきます。
そして、入会金無料キャンペーンや初月会費無料をしていないことから、売上利益に貢献してくるでしょう。
現に、私が経営しているキックボクシングジムも販促物の内容やポスティング、SNSを使い、安売りせずに短期間で100名以上の会員数を集めていますので、ぜひ参考にされて今月からはじまる秋の商戦へ取り組んでください。
▼参考記事
大手ジムには真似できない小さなスポーツジムの勝ち方(ポスティング篇)
大手ジムに真似できない小さなスポーツジムの販促・集客について
【ジム・習い事ビジネス】繁忙期突入!ライバルと差をつける新規募集チラシの作り方|販促・集客
今日はここまでとなりますが、具体的に販促展開を聞きたい、見直したい、もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ私か近隣のアドバイザーへご相談ください。
売上利益に貢献する販促物やSNSの投稿など親身になって相談に応じます。
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この記事を書いた人
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
豊平尚哉(フィードバックドリブン株式会社 代表取締役)
フィットネス系キックボクシングジム・会員制スポーツジムの新規集客・継続率アップが得意です。
私自身もキックボクシングジム3店舗(沖縄2店、大阪1店)を経営し、コロナ禍でも黒字運営を継続しています。
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