投稿日:2026.07.11

大阪で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している浅野と申します (プロフィール) 。現在は独立系の不動産コンサルティング会社を経営しています。 30年以上にわたり、一貫して不動産オーナーの土地の有効活用や賃貸マンション・アパートの入居率改善のお手伝いを行っています。中でも「事業総額80億以上、累計1万室の募集実績」をベースに体系化した「賃貸マンション・アパートの入居率を高める販促プログラム」の提供が得意です。「A4」1枚アンケートやマンダラ広告作成法を使っての「マイソク(募集チラシ)」作成や改善も定評があります。空室に困っているオーナー、入居率を高め戸数拡大を図りたい管理会社を応援していきます。
ChatGPTは、特定の目的にカスタマイズした「GPTs」を作ることができます。私も2年以上前から、いくつも作成してこのBlogでも公開してきました。一時は、Claude、Geminiの新機能に押され、「GPTs」の利用が下火になっていた時期もありました。
ただ、本日、ChatGPTの最新、最上位の「GPT5.6 sol」が公開され、過去のGPTsの性能も段違いに上がっています。「AI販促士くんVer4」で検証してみました。
1.「AI販促士くん Ver4 販促円卓会議」とは?

こちらをClickしていただくと無料で利用できます。
Ver.4は「あなた専属の経営会議室+6人のプロチーム」です。
- オフライン販促の専門家
- オンライン販促の専門家
- 中小企業最適化のプロ
- 仕組み化の講師
- あなたのファン顧客の代表
- 見込客の代表
この6人が同じテーブルを囲んで、あなたのために議論→統合→実装プランまで、その場で仕上げてくれる。そんなイメージです。
このコンセプトは、現在でも複数の人格や能力を持つ「AIエージェント」的な使い方の原型のようなものです。ちなみに、この「AI販促士くんVer4」は、私が作成したGPTsの中でダントツに利用者が多い人気GPTsとなっています。
2.最新の「GPT5.6 sol」モデルで実行してみます
モデルの性能向上によって、GPTsも自動的に能力があがり、出てくるアウトプットの質も段違いによくなってきています。ここからは、「AI販促士くんVer4」で作成した文章を、「Codex」で図解まで含めて生成した内容を基に編集しています。
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AIで広告を作っても「どこかで見た文章」になるのはなぜ?――AI時代こそ「A4」1枚アンケートが必要な理由
「生成AIで広告文を作っているのに、競合と似た表現になってしまう……」
そんな違和感があるなら、問題はAIの性能ではなく、AIに渡している材料かもしれません。
AIは文章を作れても、自社の顧客が購入前に何に悩み、どこで迷い、最後に何を決め手として選んだのかを、自動では知りません。経営者や担当者の思い込みを入力すれば、AIはその思い込みを、もっともらしい文章にして増幅します。
では、何を入力すればよいのでしょうか。
答えは、実際の顧客が語った一次情報です。その一次情報を、短く、同じ構造で、継続的に集める入口になるのが「A4」1枚アンケートです。
最初に結論
「A4」1枚アンケートは、顧客の現実を捉えるセンサー。
AIは、捉えた現実を整理し、販促へ展開する増幅器です。
AIは差を生む魔法ではありません。差別化の源は、自社の顧客だけが持つ具体的な経験です。
ここでいう「A4」1枚アンケートとは
これは、一般的な満足度調査ではありません。
「満足しましたか」「スタッフの対応はいかがでしたか」と評価だけを聞くのではなく、顧客が購入に至った流れを、次の5つの観点で捉えます。
- 購入前に、どんな課題や悩みがあったか
- 商品や会社を、どこで知ったか
- 購入を決めるまでに、何を迷ったか
- 比較・検討したうえで、何が決め手になったか
- 購入後、どのように評価しているか、何が変わったか

満足度だけでなく、購入前から購入後までのストーリーを同じ順序で聞くことがポイントです。
たとえば、「満足しています」という回答だけでは、次の見込客が知りたいことは、ほとんど分かりません。
一方、次のような言葉が集まれば、販促を具体的に変えられます。
- 「導入後、自分たちだけで使いこなせるか不安だった」
- 「担当者が初期設定まで一緒に行うと聞いて安心した」
- 「他社より安かったからではなく、納品後も相談できる点で決めた」
- 「即効性はなかったが、3か月続けると作業が楽になった」
ここで大切なのは、A4という紙の大きさではありません。
店舗なら紙、若い顧客なら二次元コード、法人顧客なら納品後のメール、高額商材なら短い聞き取りでも構いません。入口が違っても、聞く情報の骨格をそろえれば、回答を比較し、蓄積できます。
AI時代は「作れること」より「何を材料にするか」で差がつく
生成AIによって、広告、ブログ、画像、動画台本を作る時間と費用は大きく下がりました。しかし、その条件は競合も同じです。
商品名と一般的な特徴だけをAIへ渡せば、次のような、間違いではないけれど違いも見えない文章になりがちです。
高品質なサービスを、安心のサポート体制でご提供します。お客様一人ひとりに寄り添い、課題解決をお手伝いします。
この文章の弱点は、AIらしいことではありません。誰の、どんな経験にも根を持っていないことです。
2024年に『Science Advances』へ掲載された、短編小説を対象とする実験では、生成AIによる支援が個々の作品の創造性評価を高める一方で、作品群の類似性を高めたと報告されています。販促文を直接検証した研究ではありませんが、「同じような材料と支援から、似た出力が増え得る」という注意点を考える手掛かりになります。(研究論文)
だからこそ、AIを使わないのではなく、他社が持っていない入力情報を増やすことが重要です。

アンケートはセンサー、AIは増幅器。入力が変われば、出力も変わります。
「顧客の声」は、AIの出力を現実につなぎ止める
アンケート回答をAIへ渡すと、たとえば次の作業を短時間で行えます。
- 購入前の不安を分類する
- よく出る決め手と少数意見を分ける
- FAQ、広告見出し、営業説明、事例記事の下書きを作る
- 次に検証すべき販促仮説を挙げる
- 商品別・顧客層別に言葉の違いを比べる
ただし、AIの要約をそのまま事実にしてはいけません。
たとえばAIが、「購入前の不安は価格だった」とまとめたとします。しかし原文は、次の内容かもしれません。
価格に見合う効果があるか分からず、不安でした。
これは「高いから不安」と「効果を判断する情報が足りない」の違いです。前者なら価格説明、後者なら導入事例、支援内容、利用条件の説明が必要になります。原文を見なければ、打ち手を取り違えます。
米国国立標準技術研究所(NIST)の生成AI向けリスク管理資料も、生成AIの誤った出力に注意し、出力中の情報源や引用の確認、コンテンツの来歴を追える状態を保つことなどを推奨しています。(NIST AI 600-1)
つまり、「A4」1枚アンケートは、AIに広告を書かせる道具というより、AIの出力を顧客の現実へつなぎ止める根拠データなのです。
口コミやアクセス解析だけでは足りない理由
「口コミサイトやSNSをAIに読ませれば、アンケートは不要では?」と思う方もいるでしょう。
口コミやアクセス解析は重要です。ただし、それぞれ見えるものが違います。
| 情報源 | 分かりやすいこと | 見えにくいこと |
|---|---|---|
| 口コミ・SNS | 強い満足、不満、印象 | 購入直前まで言えなかった迷い、どの説明で安心したか |
| アクセス解析 | どのページを見たか、どこで離脱したか | なぜ迷ったか、何を誤解していたか |
| 問い合わせ記録 | 顧客が実際に質問したこと | 質問する前に離脱した人の不安 |
| 「A4」1枚アンケート | 課題、迷い、決め手、購入後の変化 | 買わなかった人の理由 |
結論は、代替ではなく補完です。
購入者アンケート、見込客や失注者の声、問い合わせ記録、販売実績、Web上の行動を組み合わせるほど、販促判断の確度は上がります。
AIと人の役割は、4つの工程に分ける
アンケートとAIを組み合わせる際は、仕事を「収集」「構造化」「生成」「検証」に分けると、責任の境界が明確になります。

AIには整理と下書きを任せ、顧客への説明責任と最終判断は人が担います。
AIに任せやすいのは、次の4つです。
- 分類
- 要約
- 販促案の下書き
- 検証すべき仮説の候補出し
反対に、AIや企業が勝手に行ってはいけないことがあります。
- 回答にない内容を作る
- 顧客が言っていない成功談へ脚色する
- 掲載許諾を「たぶん大丈夫」と推定する
- 原文を見ずに、最終的な事実確認を済ませたことにする
基本の順序は、現場が聞き、AIが整理し、人が原文を確かめて反映するです。
AI時代に必要なのは、うまい文章より「確認できる説明」
AI時代に価値が下がるのは、文章そのものではありません。
一般情報だけから作られた、誰にでも当てはまる文章です。
反対に、自社の顧客が実際に悩み、迷い、選んだ理由を示す一次情報の価値は、相対的に高まっています。
「A4」1枚アンケートは、昔ながらの紙を守るための方法ではありません。AIを顧客の現実につなぎ止める、簡潔な入口です。
顧客に聞く。AIで整理する。人が原文を確かめる。一つ改善し、結果を見る。
この小さな循環を続けることで、AI時代の販促は「上手な文章」から「信頼できる説明」へ変わっていきます。
3.まとめ
上記は1つの例ですが、モデルの性能が上がることで、過去のGPTsの性能も大きく進化しています。この「AI販促士くん Ver4」も改めて、自社の課題に合わせて使ってみてください。
そして、AIの性能だけでなく、自社独自の一次情報(お客さまの声)の価値は逆に高まってきています。
どこから始めればいいか、そんな疑問をお持ちの方は、まずは「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーにご相談いただければ、一緒に自社独自の一次情報(お客さまの声)を見つける流れをお手伝いいたします。お気軽にお問い合わせください。
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