24時間以内に
ご返信いたします
＊土日祝は除く

メニューを開く: HOME; 実践勉強会・セミナーに参加する; アドバイザーに講師として来てもらう; アドバイザーのコンサルティングを受ける; アドバイザーの資格を取得する; 成功事例集; 参加者の声; 勉強会レポート; よくある質問; インタビュー; メディア掲載; 公式ブログ

チラシで集客したいなら「集客」と「販売」を分けて考えよう！

投稿日：2022.03.21

「A4」１枚アンケート広告作成アドバイザーの小宮です（京都支部）。中でも、スクール業や先生ビジネスの「集客・ビジネスモデル構築」が得意です。スクール業・士業事務所・料理研究家など先生業へのサポート経験多数。実務教育・スクール業界２０年の経験を活かしてお手伝いします。

こんにちは！

前回、学習塾のチラシを題材にコラムを書きましたが、書きながらあらためてチラシの奥深さというのでしょうか、マーケティングの要素がギュっ！とつまっている媒体だなとあらためて感じました。

ですので今回もチラシづくりをテーマに書いてみたいと思います！
今回は、ちょっとチラシでは販売しづらい商品の場合のチラシ活用法について。

あなたが販売している商品サービスは、日常的に購入される商品ですか？
それとも購入するのにある程度の比較検討時間を要するような商品でしょうか？

もし後者なら、チラシや広告だけで何の説明も必要なく売れていくって、なかなか無いですよね？

そういう売りづらい商品を販売する時、チラシはどのように作るべきか？

今回は知識としては知っているつもりでも、出来ている人がとても少ない、
「集客」と「販売」を分けて考えるという販促のセオリーについて書いてみたいと思います。

私はどちらかというとカタチが無く・購入してみないと良さがわかりづらい、
そして結構な高額商品（個人向けなら３０万円～１５０万円、法人向けなら数百万円～数千万円ぐらい）のスクールやオンライン講座（通信講座）・研修・コンサルティング、士業サービス、講師などの販売に関わってきました。

だからもしあなたが、スクールや教育コンテンツのみならず、売りづらい商品・形が無い商品、選ばれづらい商品を売っているならお役に立てると思います。是非、参考にしていただけると嬉しいです。

チラシをつくる時にやってしまいがちなこと

さて、本題です。

いざチラシを作ろうとしたときに結構な割合でやってしまいがちな間違いがあるんです。

それは、、、

『売りづらそうな商品をいきなりチラシに掲載して販売しようとする』

ってことなんです。

どうですか？これ、意外とやってしまいがちではないですか？

もちろん日用品とか食料品など、日常購入するものであればチラシに掲載してお客様を店舗に集客することはできますよね。モノじゃなくても美容院や整骨院や月謝制のスポーツクラブなどのサービス業も、全然それで問題ないです。

あと、弁護士とか司法書士だったら「借金で首が回らない」から自己破産したいとか、
治療院で「腰痛を何とかしたい」などの緊急を要するものの解決であれば、チラシに直接掲載でOKです。

でももしあなたが、高額で、日頃なじみが無く、後回しになりがちな商品やサービス、
例えば何らかの研修とか、士業・コンサルティングサービスとか、信用がものをいうようなサービスを販売している場合、いきなりこれまで何の接触も無かったお客様が購入してくれるなんてことは、そうそうありませんよね。

だからあなたが売りたい商品そのものをズバリ！チラシに掲載したところで、ほとんど反応が取れないことが想像できます。

では、こういったそもそも売りづらい商品を販売したいときに、どのようにチラシをつかって訴求をすればよいのでしょうか？

ポイントは、「集客」と「販売」を分けて考えるということです。

チラシでは「集客」することにのみ集中し、
見込み客を集めることだけを考えた企画をチラシのオファー（商品）とします。

「販売」はこのチラシによって集まってくれた見込み客に対して、後で十分な価値提供をしながら本命商品の案内をしていきます。
（本当に販売したい商品をココでは本命商品と呼ぶことにします）

「企画で集客する」なんて言うとなんだか難しそうですが、あなたの身の回りにもこういった事例が実はたくさんあります。

例えば、
着物や美術品の展示会・〇〇教室の一日体験会・建売住宅の見学会・クルマの試乗
新商品の見本市・セミナー・説明会など。

これらは無料のものですが、有料のものでも「集客」用商品として機能します。
たとえば、スポーツクラブのビジター制とか、１WEEKトライアルとか、比較的安価でお試しができるようなものや、学習塾の「夏期講習」や「冬期講習」なども、集客商品としての役割があります。

このように有料でも無料でも「集客」するための商品をチラシで訴求して、興味をもってくれた見込み客に対して、しっかりと説明し、じっくりとこだわりの商品サービスを見て判断してもらうようにすると良いと思います。

体験会や説明会をやってきたけど効果が薄れてきた方へ

これまでお話ししたような体験会や説明会などをやってきたけど、集客しづらくなって困っているという方もいるかもしれませんね。

その場合には以下の点を見直してみてください。

「企画」を練り直す

良くあるような説明会や体験会は、どこも似たようなものになりがちです。
そうするとチラシや広告の反応が落ちるのも無理はありません。

ですからそういう場合には「企画」そのものを練り直してみることをオススメします。

参考までに過去に私が関わったものをいくつかご紹介します。

【サッカー塾（小学生向け）】　

サッカー塾とは、
他に所属チームがある少年少女が個人の技術を磨くために通ってくる、まさに「塾」のような存在のスクールです。

ある時から無料体験への参加者が減ったとのことで相談がありました。
その当時からサッカースクールは乱立状態でしたので、ただの無料体験だと人が集まりづらくなっていたのです。

そこで企画したのが、

『〇〇流ドリブル塾（１day基礎編）』

～ドリブルで状況を変えられる選手になる３つの練習方法を教えます！～

チラシは小学校の校門前や、地元サッカーチームの練習後に配布。

高校生の時にブラジルにサッカー留学し、一時期プロ選手として活躍したコーチが「ドリブル」にこだわりがあったことから生まれた企画でした。

当時、個人技に徹底的にフォーカスしたサッカースクールは少なかったので、チラシ配布枚数は１０００枚～１５００程度だったと思いますが、児童や保護者の口コミもあってかなりの人気企画となりました。

【国家資格スクール】

難関国家資格の本試験が終了した直後に、残念ながら今回の試験での手ごたえが無かった人に向けて、次年度向け講座への集客のために立てた企画が、

『計算力コンテスト』（ちょっとネーミングの記憶が曖昧ですが・・・）

この国家試験は７科目あるのですが、その中でも計算科目の出来が大きく合否に影響することから、計算力を競うコンテスト形式にすることで集客を図りました。

こちらのチラシは本試験会場（主要都市で５０００部程度）、大学・大型書店などで配布（部数は不明）

通常、本試験直後には次年度向け講座の割引チラシが各スクールから出回るのですが、
このスクールではコンテストへのチャレンジャーを募ったことで集客力がアップしました。

ちなみにコンテスト参加者の次年度講座への入会率は非常に高く、コンテスト開催月は
通常月の倍以上の売上高となったと記憶しています。

もう５～７年ぐらい前の事例で、具体的な集客人数などの記憶が無く申し訳ないところ
ですが、チラシの反応を上げるための「企画」の一例として参考にしていただけると幸いです。

そしてもし、こうした企画のアイディアを考えるのがあまり得意ではない方も全く心配はいりません。

そんな方はぜひ、書籍『「A4」１枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法』の特典付録、「マンダラ広告作成法シート」を見ながらアイディアを出してみてください。

マンダラ広告作成法シートにはアイディアを誘発する適切な質問が書かれているため、
一つのテーマをアタマにおいてシートを眺めているだけでも、新しいアイディアが湧き出てきますよ。

２，お客様の声を掲載する

そして、企画に集客したらぜひ「A４」１枚アンケートを参加者に書いてもらいましょう。

結局、長く集客できる企画に育てるには「良いお客様の声」をいかに収集できるかがカギとなります。
お客様の声こそが信頼となり説得力となります。

「A4」１枚アンケートの取り方は、書籍『「A4」１枚アンケートで利益を５倍にする方法』

「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法―チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! | 岡本達彦 |本 | 通販 | Amazon

『あらゆる販促を成功させる「A4」１枚アンケート実践バイブル』

あらゆる販促を成功させる「A4」1枚アンケート実践バイブル―お客様の声から売れる広告・儲かる仕組みが確実に作れる! | 岡本達彦 |本 | 通販 | Amazon

を参考にされると良いと思います。

ちなみに私は「実践バイブル」から先に読みましたが、事例が豊富でイメージが湧きやすいので実行に移しやすいと思います。

書籍を読んでみて、実践の手助けが必要な際にはお近くのアドバイザーにご相談ください。

＜アドバイザー一覧＞

※ご案内※

◆アドバイザー資格に関心のある方へご案内

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーになって、「良い商品をもっているにもかかわらず、上手く伝えられなくて困っている人」を私たちと一緒にサポートしていきませんか？

認定アドバイザー資格取得＆試験のご案内

◆アドバイザーの活動について具体的に知りたい方へ

アドバイザーの資格を取ってみたいけど、どんな資格なのかよくわからないので具体的な活動内容を知りたい方、私にもできるのか？などの不安がある方、もう少し詳しく聞いてみたい方は、4月21日（木）13:00～14:00・5月11日（水）13:00～14:00に無料で行なわれる事前説明会（ZOOM）へのご参加をおススメします。

お申込みは下記のバナーをクリックし、必要事項をご記入ください。