投稿日：2024.08.27

こんにちは！福井県で「A４」１枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動しています「大澤」です。

普段は、印刷会社を経営しており、チラシ、DM、封筒などの印刷物全般を取り扱っています。 地域密着型の小回りのきく印刷会社です。即対応、即返信の早いレスポンスをモットーにしております。

昨日は、半年に一度のレベルアップ研修「ザ・合宿」が開催されました。愛知県の三河安城に各地の「A4」1枚アンケートアドバイザーが集結し、協会ツールのマンダラ広告作成法やWebコンサルツールについて学びました。アドバイザー同士の情報交換もでき、AIによるチラシ下書きから原稿を作成する方法も紹介され、とても学び多き一日となりました。

さて今回は、広告を作成する際の3つの壁の続きをご紹介したいと思います。

前回は、商品やサービスの良さを伝えるために、広告の基本構造を理解し、「読まない」「見ない」の壁を突破するために、ターゲットコピーとキャッチコピーを工夫し、共感されやすい内容にすることが重要であるとお伝えしました。実際に使っている人の感想などを活用する方法もご紹介しました。

今回は、広告を作成する際に直面する「信じない」壁と「行動しない」壁について深掘りしていきたいと思います。

信じない壁を突破するためのポイント

広告において、どんなに魅力的なターゲットコピーやキャッチコピーを使用しても、内容が信じられなければ購入にはつながりません。多くの顧客は見知らぬ人の文章や広告を簡単には信じません。そこで重要なのが、広告の内容に信頼性を持たせることです。

「絶品スイートポテト、感動の甘さ」って書いてあってもなかなか信じられないですよね。そこで「〇〇テレビで取材、芸能人〇〇が絶賛！」と食べている写真などが一緒に掲示してあると、説得力がありますよね。

このように、証拠の提示は重要です。

公的団体からの「公認」や科学的な実験データなど、客観的な証拠を提供することで信頼性が高まります。また、実際に使用した顧客の口コミや体験談も強力な証拠となります。お客様の声を広告に取り入れ、実際の使用者の感想を掲載することで、信憑性が向上します。

Before-Afterの写真などもあるととても説得力が出てきます。

詳細な説明や商品の特徴を述べるボディコピーで、なぜその商品が優れているのかを説明します。例えば、「○○が選ばれている３つの理由」として関連性のある特徴や製法を挙げ、簡潔に説明することで、ターゲットの理解を助けます。

このような内容を広告に反映するのが、前回お話ししました広告の基本構造の

裏付けとなる証拠：主張を裏付ける具体的なデータや事例を示します。

ボディコピー：詳細な説明や特徴を述べ、商品やサービスの魅力を伝えます。

オファー：お客様に提供する具体的な価値や特典を示します。

の部分です。

行動しない壁を突破するための戦略

広告でターゲットに興味を持ってもらい、信頼してもらっても、最終的に行動に移してもらわなければ意味がありません。ここで重要なのが、行動を促すための戦略です。

「ここより安いところはないかな」

「今買わなくてもいいかな」

「本当にこれ欲しいのかな」

などの理由をつけてなかなか買ってもらえなかったり、いざ購入しようとすると購入手続きがめんどくさかったりすると、購入にいたらないことが多々あります。

この壁を突破するには、不安対策をしっかり掲載し、買おうかなと思っている人のリスクをなるべく取り除いてあげなければなりません。

不安の解消： 購入に対する不安やリスクを取り除くことが重要です。たとえば、見積もり依頼をした際にしつこく営業されるのではないかという不安がある場合、「Q．見積もりだけでも大丈夫ですか？」「A．はい、大丈夫です。見積もりをしていただいてもしつこく営業することはありません」といった形で、安心できる回答を用意しましょう。また、無料で試すことができるサンプルや返金保証を提供することで、リスクを軽減し、行動を促すことができます。

購入しやすさの確保：商品やサービスを簡単に購入できる方法を提供することも大切です。例えば、簡単な購入手続きや複数の支払いオプションを用意することで、ターゲットの購買意欲を高めることができます。

具体的な行動喚起：最後に、具体的な行動喚起を明確にすることが重要です。例えば、「今すぐ無料見積もりを依頼する」や「初回限定で20%オフ！」など、読者に具体的な行動を促すメッセージを入れることで、購入や問い合わせにつながりやすくなります。

広告の基本構造は下記の部分となります。

リスク対策：購入や利用に際しての不安を払拭します。

行動喚起：お客様に具体的な行動（購入、問い合わせなど）を促します。

問い合わせ：連絡先や詳細な情報を提供し、興味を持ったお客様が簡単に行動できるようにします。

一貫性の重要性

広告全体において、一貫性を保つことも忘れてはいけません。ターゲットコピーやキャッチコピーで掲げたメッセージと、ボディコピーやオファーの内容が一致している必要があります。全体のメッセージが統一されていることで、顧客に強い印象を与え、購入への道筋をつけることができます。

広告作成には、ターゲットの心をつかみ、信頼を築き、行動を促すための戦略が不可欠です。これらのポイントを押さえて、効果的な広告を作成していきましょう！

そのためには、常日頃からお客様目線で商品やサービスを知っていただく意識を持つことが大切です。

お客様の声を集め、事例を蓄積することは、広告作成において非常に効果的です。具体的な体験談や成功事例を広告に取り入れることで、商品の信頼性や魅力を伝えることができます。

「自分では難しそう」と感じる方もいるかもしれませんが、その場合はプロに相談するのがオススメです。 あなたの悩みやビジネスモデルにあったアドバイザーがきっと見つかるはずです。お気軽に近くのアドバイザーまでお尋ねください。

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