投稿日:2026.06.14

新潟で「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーとして活動している桑原と申します 。私は主に従業員30名以内・店舗経営者を対象に販促・営業の課題は見えているものの経費・スキル・時間の関係で対策が出来ていないというジレンマを抱えて方を対象に現地での営業、必要な施策・コンテ ンツの作成実行を代行し販促営業をサポートを提供しています。特に新規顧客開拓の課題や見込み客との関係強化・維持施策に課題を持たれている方はご相談ください。
先日、久しぶりに映画でも観ようかと、スマホで上映スケジュールをぼんやり眺めていました。
そこで懐かしいな…と目に留まった映画が『プラダを着た悪魔2』。前作が2006年みたいで、20年の時を経て帰ってきた続編ですね。興収を見ても、面白いのは時が経ってもやっぱり面白いと言うことなんですね。
実は、映画情報をみているうちに、今回のブログテーマになったレディ・ガガの名前があったのですが、その時私はふと、こんな考え方を思い出しました。あなたも聞いた事があるでしょうか?
レディ・ガガは「全員」を狙わなかった
その考え方というのがこちらです ↓
それは、全員に好かれようとするのではなく、心から熱狂してくれるごく一部のファンに、深く刺すという発想です。
レディ・ガガは、熱心なファンに「リトル・モンスター」という特別な呼び名を与えました。その中核となるファンが、彼女の音楽やメッセージを自分ごととして受け止め、SNSで自発的に広げていく。最初から「全世界の人に」ではなく、「本気で好きになってくれる人に」エネルギーを注いだわけです。
実際、これはレディ・ガガ本人の考えというより 、彼女を支えたチームが築き上げたマーケティング戦略として知られているのですが、その考え方の芯は、私たちの営業や販促にもそのまま当てはまると思うんです。
「全員に売りたい」が、いちばん売れない
では、大スターの話を自分の仕事に引き寄せてみましょう。
中小規模のビジネスだと、つい「より多くの人に届けたい」と考えて、広告やホームページの言葉を“当たりさわりのないもの”にしてしまいがちです。誰も傷つけず、誰でも対象になるような言葉。
ところが、全員に向けた言葉というのは、結局、誰の心にも引っかかりません。「これは、まさに私のことだ」と思ってもらえないからです。
だとすれば、狙うべきは「全員」ではない。すでに自社を選んでくれた人を、まず見るべきなのです。
答えは「すでに選んでくれた人」が持っている
では、具体的に何から始めればいいのか。
おすすめしたいのが、「A4」1枚販促アンケートです。すでに買ってくれた・契約してくれたお客様に、A4用紙1枚で5つの質問に答えてもらう、というシンプルな方法です。
Q1:買う(契約する)前は、どんなことで悩んでいましたか?
Q2:何で、この商品(サービス)を知りましたか?
Q3:知ってすぐ選びましたか?ためらったなら、何が不安でしたか?
Q4:いろいろある中で、何が決め手になりましたか?
Q5:実際に使ってみて、いかがですか?
この5つから、広告に使える“お客様自身の言葉”が集まってきます。全体像は岡本先生の著書で確認してほしいのですが、今回は、当ブログに合わせてポイントを一つだけお話しします。
いちばん大事なのは、最初の質問
それが、Q1の「買う前は、どんなことで悩んでいましたか?」です。
なぜここが鍵なのか。それは、Q1がお客様の“入口”で、まだあなたを知る前、ひとりで悩んでいた瞬間の言葉だからです。
たとえば、ある修理店のお客様が「適正な料金で、ちゃんと直してくれる店を探していた」と書いたとします。その言葉をそのまま、広告の見出しに使ってみる。「適正な料金で、ちゃんと直してくれる店をお探しの方へ」と。
すると、同じ悩みを抱えている“まだ見ぬお客様”が、「あ、これは私のことだ」と立ち止まってくれる可能性が”グッ”と高まります。つくり込んだキャッチコピーよりも、実際に悩んでいた人の言葉のほうが、はるかに深く刺さるのです。
全員ではなく、選んでくれた人を起点に
最初は勇気がいるかもしれません。でも全員に薄く広げようとするのをやめる。代わりに、すでにあなたを選んでくれた人を、すべての出発点にする。その人たちが「来る前に何で悩んでいたか」(Q1)を聞けば、次に振り向かせるべき人へ届く言葉が、自然と見えてきます。
レディ・ガガがリトル・モンスターを大切にしたように、あなたのビジネスにも、すでに選んでくれた人がいます。その声に耳を澄ますことが、新しいファンを増やす、いちばん確実な第一歩なのだと思います。
何を観ようかと眺めていた映画から、少々強引な展開ではありましたが、次の販促を考えるとき、まず思い出してほしいのは、すでにそばにいてくれる人の言葉です。
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