投稿日:2026.07.02
山田修史です。
福岡市のホームページ制作会社の株式会社リクトに所属。ホームページの運用のアドバイスが専門。中でもお問い合わせを増やすためのホームページ運用のアドバイスが得意です。
最近、「ChatGPTで調べたら御社が出てきたので連絡しました」という問い合わせが増えています。
リクトでも月に1〜2件ほどこういった声をいただくようになりました。AIが会社やサービスを推薦する時代が、じわじわと現実になっています。
では、AIに選ばれる会社と選ばれない会社の違いはどこにあるのか。この記事では、リクトがクライアントの支援を通じて感じてきたことを整理してお伝えします。
AIに選ばれるためにホームページは必要か?
「AIが答えてくれるなら、ホームページはいらないのでは?」
そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、AIはどこかから情報を集めて答えています。「この会社はこういうサービスをしている」「この人はこういう実績がある」という情報源がなければ、推薦のしようがありません。
ホームページの役割が変わるのではなく、ホームページに蓄積された情報がAIの判断材料になるという理解が正確です。
むしろ、今まで以上にホームページをきちんと育てていくことが、これからの時代に問われてくるのではないでしょうか。
SEOとAI推薦、何が違うのか
おおざっぱな言い方ですが、従来のSEO(検索エンジン対策)は、自社サイトの中身を充実させることが中心でした。自社で書いた記事、自社で作ったコンテンツが評価される仕組みです。
AIに推薦してもらうには、もう一段階必要です。
それが第三者からの評価です。
自分で「うちのサービスは素晴らしい」と言っても、それは自己申告にすぎません。——考えてみれば当たり前の話ですが。AIも「この会社のサービスは本当に役に立っているのか」を判断するとき、Googleマップの口コミ、SNSの投稿、ブログでの紹介など、自社以外のところに書かれた評価を参考にします。

つまり、これからのホームページ運用は「自分たちで書く」だけでなく、「お客様に書いてもらう」という視点が欠かせなくなってきます。
「A4アンケート」の「決め手」がそのまま選ばれる理由になる
「A4」1枚アンケートには5つの質問があります。
- どんなことで悩んでいましたか?
- 何をきっかけに知りましたか?
- 不安に感じたことはありましたか?
- 何が決め手で選びましたか?
- 実際に利用していかがでしたか?
この中の4番目、「何が決め手で選びましたか?」が、まさに選ばれる理由です。
お客様が決め手として答えてくれた言葉は、自分たちがどれだけ考えても出てこない、生の声です。「担当の方が親身に話を聞いてくれたから」「料金が明確だったから」「実績がホームページにたくさん載っていて安心できたから」——こういった言葉こそ、ホームページに掲載すべき内容です。
実際にリクトが支援しているクライアントでも、お客様の声を地道に積み上げた結果、AIが「ここは強みの考え方から一緒に考えてくれる会社」という形で紹介するようになったケースがあります。ホームページに来た方がお客様の声を見て安心し、そのまま問い合わせにつながった流れです。
コツコツ積み上げた声が、AIの推薦文になっていた。そういうことです。
お客様の声は「お願いしないと集まらない」
待っていても、集まりません。
満足してくださっているお客様でも、自発的にSNSに投稿したりGoogleマップに口コミを書いたりしてくれる方は、ほんの一部です。「めんどくさい」「何を書けばいいかわからない」という気持ちは、誰しも自然に持つものです。
大事なのは、お願いできる関係性を作ることとお願いするタイミングを仕組み化することです。
たとえば、以下のような動きが考えられます。
- 納品・サービス提供のタイミングで口コミ依頼をお声がけする
- 「もし良ければ感想を聞かせてください」と自然に切り出せる流れを作る
- 一人だけでなく、複数のスタッフがお願いできるようルール化する
自分もこの件数を気にしてから、頑張れるようになりました。
「お願いしていいのか」と遠慮してしまう方もいらっしゃいますが、本当に喜んでくださっているお客様は「そういうことならぜひ」と言ってくださることが多いです。関係性ができていれば、頼むことは決して失礼ではありません。
「専門家として見られる」情報発信とは何か
SNSやブログで情報発信を続けるよう勧めると、「何を書けばいいかわからない」という声をよく聞きます。
発信内容を考えるときのポイントは、「専門家として見られる情報かどうか」です。
毎日の昼食の記録や、プライベートな話題を発信することに全く意味がないわけではありません。ただ、それが選ばれる理由になるかというと、多くの場合なりません。
一方で、
- 保有している資格や研修の内容
- お客様から実際に聞かれたことへの回答
- 自分が関わっている業界・地域の話題
- 実際に取り組んでいる案件から得た学び(守秘義務に配慮した形で)
こういった内容は、「この人に聞いたらいいんじゃないか」という信頼につながります。
ペットフードを開発している方が「うちの犬がアレルギーで苦しんでいたから、この商品を作りました」と話すのは、プライベートな話でありながら専門性と直結しています。日常とサービスが結びついているとき、その話は選ばれる理由になります。
情報発信に迷ったときは、「これを読んだお客様が私に相談してみようと思えるか」を一度考えてみてください。

顔を出して発信することの意味
顔出しについては抵抗を感じる方も多いです。ただ、AI時代においては「本物の人間がいること」を伝えることが、以前より重要になってきています。
AIは人物の画像も映像も生成できます。架空の人物を作り、実在するように見せることも技術的に可能になっています。そうした中で、実際に顔を出して活動している人の情報は「本物だ」という安心感を与えます。
会社としての情報発信だけでなく、表に出て活動している個人の名前と顔がインターネット上にあることが、これからの信頼の根拠の一つになってくるはずです。
まとめ:AIに選ばれるために、今日からできること
AI時代のホームページ運用で大事なことを整理します。
- お客様の声を集め続ける:Googleマップの口コミ、SNSでの紹介、ホームページへの掲載。仕組みを作り、お願いし続ける
- 「決め手」となる情報をホームページに載せる:「A4」1枚アンケートの声がそのまま素材になる
- 専門家として見られる発信をする:頻度より質。月1〜2回でも、選ばれる理由につながる内容に。
- 顔を出して発信する。AIフェイクが増える今だからこそ、本物の人間がいることが信頼になる。
これらはどれも、最新ツールを使いこなすことよりも、お客様との関係を丁寧に積み重ねることに近い話です。地味に見えるかもしれませんが、その積み重ねがAIに選ばれる土台になります。
ホームページの運用で気になることがあれば、ぜひ山田まで気軽に声をかけてください。
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この記事を書いた人

| 活動地域 | 福岡県福岡市 |
|---|---|
| 社名・屋号 | 株式会社 リクト |
| ホームページ | https://www.lct.jp/ |
| https://twitter.com/lct_syushi | |
| https://www.facebook.com/yamadasyushi | |
| ブログ | https://a4kikaku.com/blog/?user=47 |
| Amazon著者情報 | https://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E4%BF%AE%E5%8F%B2/e/B07PX9YXSD |













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